2009年のヒナタカコ活動全般レビュー | ヒナタカコ スタッフブログ ~山ほととぎすのさえずり~

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ピアノ弾き歌いシンガーソングライター、ヒナタカコのスタッフブログ

今年(2009年)も残すところ、あと1時間程度となりました。ヒナタカコさんと1月に初めて出会い3月末に何気ない話から突然置かれている状況を知り、話し合いを重ね、8月頃からライブイベント現場にも立ち会い始めた昨年(2008年)と異なり、今年は、年初から年末まで、1年を通じて、ずっと、ヒナタカコさんの音楽活動展開のいろんな局面にべったりと関わった1年目の年となりました。

駆け足で振り返ってみると、ラッキーなことが重なったこともあり、当初のプラン通りに進んだこともあったり、まったく期待通りにはいかなかったことも多々ありと、非常にたくさんのいろんなことがありました。

1年が過ぎるのがとても早いと、昔はよく感じていましたが、ヒナタカコさんと深く関わるようになってからか、昨年から、1年がとても長く感じられてきました。福井市の響のホールで、”ヒナタカコデビューアルバム「潤-jun-」発売記念 ヒナタカコX小坂明子ジョイントライブ”があったのが今年初め(1月16日)だったとはとても思えないくらい、何年も前の出来事のように思えてしまいます。

それくらい、毎週、毎日のように、たくさんライブイベント出演もあったし、たくさんの打ち合わせ・作業・出来事があったということでしょう。ちょうど1年前にあたる今年の正月2日に、小坂明子さん一行の福井までの汽車予約や福井でのホテル予約をしていました。

2009年の活動レビュー概略としては、

08年12月に1stアルバム「潤-jun-」を全国リリースし、1stアルバムを持って、アーティストとしての活動が広がり深まり始めたこと。

(2008年の最初のプランで、今後2009年以降、アーティストとして活動展開していく上で、まず2008年中に1stアルバムを作り全国リリースし、全国CDショップで流通できるようにするだけでなく、レコチョクやi-tuneなど主要配信サイトでの配信やアマゾンなどの主要通販サイトでの流通を可能にするとともに、アーティスト写真を撮りミュージックビデオを作りホームページをリニューアルすることから2008年のプランをスタート)

今年1月のアルバム発売記念ライブをはじめ、ビルボードライブ大阪・福岡での出演や、音楽業界が広く参加する大阪MINAMI WHEEL・名古屋SAKAE SPRING・福岡MUSIC CITY天神への初エントリー初出演があり、アルバム音源やミュージックビデオ映像など、ヒナタカコさんの音楽を紹介していけるものが揃いだし、少しずつではありますが、各界にヒナタカコさんを知ってもらえだました。

年初に小坂明子さんに、わざわざ福井までヒナタカコさんのためにライブ共演に来ていただいたということが、まず、2009年がヒナタカコさんにとって充実した年となる幸先の良いスタートでした。


地元・福井での活動が、出演ライブイベントの地域でも、出演ライブイベントの性格でも、音楽活動の展開の仕方でも、一気に広がり深まり始めたこと。

いきなり、全国展開もできず、またヒナタカコさんの音楽世界や音楽活動の考え方からいって、特定のセグメントされた音楽ターゲットだけではなく、幅広い年齢層のこれまで音楽ファンでなかった層にも音楽を伝えに行くという考え方から、地元・福井での活動を広げ深めることに重点を今年は当初から置いていました。

出演ライブイベントの地域では、県庁所在地の福井市や出身地の三国町でのライブイベントだけでなく、坂井・春江・丸岡と、坂井市全域に広がるとともに、越前市(旧・今立町)や敦賀市でも、新たにライブイベント出演ができました。

出演ライブイベントも、全国植樹祭や坂井市環境推進大会など公的イベントから、福井駅前イルミネーション点灯式、北前ストリーム、三国花火大会、テクノポート夏まつり、江留上の音楽の夕べ、花筐もみじまつりなど、街づくりや地域イベントにも、たくさん出演させていただきました。

また、ライブイベントについても、今年4月12日には、ヒナタカコ主催・企画・制作ということで、4百数十名の公共ホール(みくに未来文化館)の会場を自主企画で借り、「ヒナタカコみくに感謝ライブ」を敢行しました。

1stアルバムリリースもそうですが、アーティストが自ら表現したい、発信したいという気持ちが強くあれば、誰かからのアプローチを待っていなくても自ら動きだして実現していけるということを、ヒナタカコさん自身、改めて感じてくれたと思います。

他にも以前から語っていた寺院でのライブを6月に2か所で実現できました。6月に開かれた全国植樹祭イベント出演をきっかけに、来年3月で休校となる坂井市丸岡地区の竹田小学校・丸岡中学竹田分校との交流活動が続けることができたことも、今年の大きな成果でした。

音楽活動の新しい展開という面もありますが、竹田地区の自然や人々に触れることがヒナタカコさんの感性を豊かにすると同時に、生徒たちとの交流で、ヒナタカコさんが励まされ支えられたり、弱音をそうそう吐けず前に向かって頑張っていこうという気持ちにヒナタカコさんがなってくれるのではと、スタッフとしての私は期待しています。

年末に新たに進みだした、ヒナタカコさんの音楽と丸岡南中学校との中学生アートとのコラボ企画も、J-POP音楽を、文化や教育との関連で、如何に活かしていくかというテーマと同時に、美術をはじめ、他のいろんな芸術表現との相互刺激をヒナタカコさんに実践してほしかったので、とても良い展開ができた、これまた今年の成果の一つです。

また何より、若い子供たちと接し刺激を受け、若い子供たちにも何を示していけるかという使命感のようなものを感じたり、子供たちからの純粋な応援・声援を受けるというのは、分別臭く旧来の思考に囚われがちの柔軟性を失ったかのような「大人社会」には、まだまだ染まりきっていないヒナタカコさんには、大事なことと思えます。

地元・福井では、いろんなメディアにも取り上げていただいた年になりましたが、何より一番うれしく感動したことは、やはり勝木書店グループさんでの熱烈な応援協力だと思います。勝木書店新二の宮店の丸山さんには、まだまだこれからですよ!と私が励まされています。


2ndアルバム「花筐-ハナガタミ-」を制作し、今年11月18日に全国リリースできたこと。

今年の5月のゴールデンウィーク連休を終えた、最初のヒナタカコさんとの打ち合わせで、今年年内に2ndアルバムを制作しリリースしたいこと、それに合わせた前後の展開スケジュールを話し合い確認しあいましたが、とても素晴らしいアルバムが出来たと思います。

昨年11月の1stアルバム「潤-jun-」も、もちろん素敵なアルバムですが、前回は、ある程度のアーティスト活動を昨年内にスタートさせるために、打ち合わせも十分に練れず準備や経験も足りずに急ぎでリリースした感もややありました。

今回、制作スケジュールは短い期間だったものの、新たに作った曲を中心に、レコーディングも素晴らしい上に、アルバムコンセプトからCDジャケットデザインも良く出来たと思います。ずっと何十年も長い期間、完成度の高いアルバムとして自信と誇りを持って、いろんな人に紹介していけるアルバムが出来上がったことが、今年というだけでなく、ヒナタカコさんのアーティスト人生でもとても意義深く大きなことになったのではないでしょうか?

やはり、アーティストにとって重要な音源制作、レコーディング、アルバム制作で記念すべき出来事があった年は、大きな進展があった年と言えるはずです。

他にも、ヒナタカコさんは、今年(2009年)、これまでにはなかった忙しさや新たな経験をしたりして、いろいろな活動展開や出来事などを通じて、自ら感じ考えたことがとてもたくさんあったことと思います。自分の人生や、自分にとって音楽とは?音楽活動を通じて何がしていきたいのか?自分はどのような人生を歩み、今後も歩んでいきたいのか?自分は、どのような感性や価値観、質感を好み大切にしていきたいのか、アーティスト人生における独創性・進取性はどこにあるのかなども、日々考えてきた年だったと思います。

このようなことは、どのような音楽を創り、どのような音楽活動を志向していくかということにも影響してきますが、上記のようなことをヒナタカコさんが自ら考え、その内容結果が少し垣間見れるのが、今年11月に自主発行した、ほとんどヒナタカコさんが1人で企画編集・印刷手配をした小冊子だと思います。

今年に進展があったと思われる成果のことばかりを書いてきましたが、もちろん、当初、考えていた、いろんなプランに、全く何も手が付けられていないことや、現実の展開が想定プラン通りには全く進展していないことなどは、たくさんあります。

新年年明けには、ヒナタカコさんと、今年の活動レビューをしっかり話をして、社会状況と同様、いろいろと先が見えないことだらけではありますが、新年(2010年)、更に力強く前に進みたいと思います。

2009年、ありがとうございました。