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ココから本題
会社の研修でこんなテーマがあった
自分の価値はどうだと思いますか？
原文は忘れましたがざっくりとこんな内容でして
どちらかと言うとディベートであると感じたので私としては
原則的に無価値であると自負しています
と答えてグループディスカッションが始まりました。
価値というのは難しい考え方ですよね
成れ果て村では住人同士がそれぞれの「価値」をやり取りすることで成り立っています。
しかしそれは通貨のように共通の単位のものではありません。その人にとって大切だと思うものや好きなもの欲望の源など、得意なことなども含めて、その度合いが「価値」という概念で、これを対価として取引が行われています。
またボタン状の貨幣も使われているようです。
貨幣はどこかで製造されているのではなく、他人の価値を傷つけた時に行われる「精算」によって最終的には傷つけた本人が貨幣に変わってしまうという恐ろしいシステムです。
と上記のブログでは記載がありました。
アニメ好きならピンとくるかなと思ってメイドインアビスを引き合いにしてみました
こちらのアニメでは価値とは概ねその人の技術や想いの足し算か掛け算か、そんな風に表現されているように思います。
それは例えば努力であったり成果であったりするのかもしれないです
アニメでは"システム"がありそれが価値を評価してくれていて相対価値ではなく絶対価値を把握してくれている環境であるように表現されます。
実社会では難しいですよね
努力も成果もその人にとって当たり前になってくると誰かが手を口を出してくれるまで本人にとって価値は無いのです。
他人から「すごい」とか言われて初めて発揮する価値もあるのです。
そう考えると実社会における価値というのは自己評価と他人評価の両方があって成り立つものであるとも考えられます。
市場価値
と言ったりもしますね
自分の市場価値を自分で推し量ることはとても難しい
ソレができれば誰も苦労しないでしょうね
つまり実社会において誰しもが「他人に対して価値を与える能力を持っている」とも捉えることが出来ます。それを成せたとき、その人もまた価値が生じると思います
さらに言葉を改めると
「誰しもが他人に対して価値をを与えられる能力を持っているという価値を持っている」
長い変な日本語になりましたが言わんとすることは通じるかなと思います。
価値はプラス(正)の値のみなのか
悪評は無名に勝る
という言葉、イチローさんなどが言っていたりしますよね
悪評の捉え方の一つでマイナスの価値と評することができます
言い換えると著名人たちは
無価値よりも負価値が勝る
と言います
どういうことなのか考えてみましょう
おそらくですが、価値は評価の絶対値と認識しているのではないでしょうか？
「
価値は他者とのやり取りで生じ、絶対値を以て増減する
」
と考えたらどうでしょうか？
これは私の中ではかなりポジティブな考え方です。
正の感情、褒められたり好意を寄せられたりしたときにもそれだけの価値があり
負の感情をぶつけられたとしても、それをぶつけられるだけの価値がある
とってもポジティブですね
悪口であったとしてもです
「
ああ、この人はわざわざ時間を割いてまで私に悪口を言っている
それだけの価値が私にはあるのだな
」
こう思うことができればなんと楽なことでしょうか
人とのやり取りにおいて可能な限り人には正の感情で接し、その人に対して正の価値を与えてあげることをみんなで心がけることができればきっといい人間関係が築けますね
自分の価値とは
段々と発散しそうなので改めまして
自分の価値とは孤独である限り無価値であり
他者とのやり取りによって発生するもの
その価値は正負の絶対値の総量である
と私は定義することにしました。
なんでこんな話？
なんでこんな話をしたのか…
会社で後輩に聞かれたからまとめたくなったような気がします。
ココまで
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