Blog訪問、ありがとうございます。
未来食つぶつぶ実践歴15年。
大家族でのつぶつぶライフを楽しみ、
小学校教諭を退職後、つぶつぶを伝える活動が天職になりました!
未来食セミナーScene1・2・3講師、
滋賀・彦根 親子で通える☆つぶつぶ雑穀料理教室ひなたぼっこ講師、
つぶつぶマザー大森かおりです。
11年の活動の中で、
過去にのべ8000名の方につぶつぶ料理を伝えてきました。
大森かおりプロフィールはこちら
1週間ほどお休みさせて頂きましたが、明日からは通常通りレッスン再開です。
今日は、私事になりますが、義父のことを書きますね。
実は、昨年秋からガンが再発し、体調を崩していた夫の父(79歳)が、先日自宅で息を引き取りました。
2世帯住宅で同居していた義父は、私の活動を応援し、レッスン参加者さんの駅からの送迎や、希望される参加者さんを畑にご案内するなど熱心に関わってくれていたので、ご存知の方も多いことと思います。
交流して頂いた皆さま、ありがとうございました。
義父(写真右)は、10年以上にガンで余命半年の宣告を受けましたが、
食を変え、生活習慣も変えて10年の月日を元気に生き抜きました。
私のことを実の娘のように時に厳しく、時に温かく接してくれた義父は、
つぶつぶの活動を心から応援してくれて、本当に感謝しています。
私がつぶつぶを学び始めた当初、
小学校教諭を辞めてつぶつぶマザーになる決意を義父に伝えたところ・・・
「未来食つぶつぶの活動は素晴らしいと思うけど、
かおりちゃんの料理の技術ではつぶつぶが広がっていくとは思えない。
だから、一生懸命学んで来なさい。」
「お客さんのために、もっと家をキレイにしなさい。」
そんな風にズバリ言ってくれた義父。
その後も、なかなか厳しい義父でした。
当時は、もちろん悔しかった、辛かった・・・
でも、今思うと負けん気が強い私の性格を知って居るからこそのアドバイスだったのかもしれません。
私の仕事が軌道に乗ってからは、
参加者さんが来られるのを心から喜んでくれて、
畑でとれた野菜をお土産に準備してくれたり、
リビングに作り付けの収納家具をプレゼントしてくれたり、
なんとひなたぼっこの専用駐車場まで!
土地から購入して、夫と二人で駐車場を整備してくれました。
義父自身も未来食セミナーシーン1を受講し、食の土台を変え、山歩きや畑仕事に精を出し、10年以上も元気に生きられたこと、とても嬉しく思います。
義父の味覚もどんどん変わり、雑穀料理を作るたびに義父母におすそ分けしていました。
だんだん食事が喉を通らなくなってからも、
「かおりちゃんの味噌汁は本当にうまい」と喜んでくれたのが今も心に残っています。
ですが、昨年冬、体の痛みに耐えかねて病院を受診したのをきっかけに、治療の副作用のためか、どんどん病状が悪化。
寝たきりの状態になりました。
本人の希望で延命治療はせず、自宅で最期を迎えたいということで、家族で看取りました。
コロナ禍においては、入院すると面会することも難しい中、
自宅のリビングにベッドを置いて寝ていた義父は、最後まで家族や親族に囲まれ、
とても幸せな最期だったと思います。
5月13日の金曜日、義父が寝ているベッドのすぐ傍で、
夫の弟家族も一緒に家族全員で夕食を食べ、ちょうど後片付けが終わったところでした。
息遣いが急に変わったかと思ったら、そのまま息を静かに息を引き取りました。
おじいちゃんが大好きな次男が泣き崩れ、
まだ間に合うのではないかと一生懸命心臓マッサージをしていました。
その後、泣きながらも髪の毛を整えてあげたり、
肌をキレイにしてあげたり、一緒に居ると喜ぶかなと横に寝てみたり。
純粋な次男の姿に、涙が止まりませんでしたが、
義父は、自らの姿で子どもたちに命の尊さを教えてくれたのかなと思います。
「かおりさんは、3世代同居の良さを伝える役割があるのかもね」
とつぶつぶ創始者ゆみこに言われたことがあります。
「おばあさんだけでは自宅で最後まで看取ることは出来なかった。
おじいさんも、最後まで子や孫の笑い声を聞けて幸せやった。
一緒に住んでくれているからやで。ありがとう。」
と何人もの方から声をかけて頂き、微力ですが少しでも親孝行出来たことが幸せです。
義父を見送り、死と向き合った今、私はどう生きて行きたいのか、
未来食つぶつぶをツールに、皆さんに何を伝えられるのかなどについて、
自分と向き合っているところです。
良かれと思って間違った食情報で体を壊していたり、
過度な医療によって犠牲になるような人生は本当にもったいない!!
いのちの仕組みにかなったおいしい未来食をツールに、イキイキ生きる人を増やしたい!!
その思いは、ますます強くなっています。
生かされている「今」に感謝し、喜んで、日々を大切に生きていきます。
長文を読んでいただき、ありがとうございました。
今後とも、どうぞよろしくお願いします。