【タロットはなぜ、見ているだけで変わるのか?】
マルセイユタロットは「占いの道具」として知られています。
でも本当は、それだけではありません。
カードが生まれたのは15世紀ごろといわれていて、19世紀以降、カバラや象徴学と結びついたことで、もうひとつの顔が見えてきました。
それは「宇宙のしくみを映し出すもの」としてのタロットです。
未来を当てるためではなく、人間の意識や世界のしくみを読み解くためのひとつの体系だと考えられたのです。
そんなふうに再発見されたと言われてます。
今回のイベントのレクチャー1でお話しする中から、大事なポイントを少しだけ。
タロットの絵は、適当に描かれているわけではなくて円、三角形、正方形がつかわれています。
こういった形は古代からずっと、宇宙の基本構造をあらわすものとして使われてきました。
エジプトの神殿やヨーロッパの教会などもそうだと言われてます。
タロットの図像にも、そういう形があちこちに隠れています。
不自然なポーズやちょっと違和感のあるバランスを感じます。
でもそれは崩れているのではなく、「意図して描かれた配置」である可能性が高いのです。
だから、頭ではよくわからなくても、無意識はちゃんと受け取っています。
見ているだけで何かが動き出す人がいるのは、こういう理由からとなります。
タロットのカードには、必ず上と下があります。
上は、精神、見えない世界、天界
下は、物質、現実、大地。
この「上と下」という考え方は、西洋の宗教や芸術、神秘思想の中でずっと大切にされてきたものです。
タロットも同じで、一枚のカードの中に、天と地、ふたつの世界が同時に描かれています。
だから一枚のカードは、ただの絵ではなく、小さな宇宙の縮図となります。
天をどう受け取り、地をどう生きるか。そのバランスが、カード一枚の中にすべて入っているのです。
タロットは未来を当てるものではなく、「どう生きれば整うのか」を教えてくれるものなのです。
今回のレクチャーでは、この構造を実際にカードを見ながらお伝えしていきます。
知識として覚えるのではなく、体で感じて受け取れるように。
「ああ、こういうことか」
そう身体でわかる瞬間が、やってくるでしょう。
タロットの見え方が根本から
変わる体験を、5月3日、一緒にしましょう。

