ご報告が遅くなりましたが(1週間も・・・汗汗汗)
11月14日の銀座ヤマハサロンコンサートは、無事終了致しました。
沢山のご来場、ご声援に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました


↑リハ中~。

↑試しにちょっとそれっぽいポーズを・・・

この日は朝から、ドレスを担ぎスーツケースをゴロゴロひいて上野公園を横断→大学で英語のお勉強を経て銀座へ

空気が異常に乾燥していたせいか、せっかく手入れした髪も見事にパサパサ、整髪料をベタベタ塗りたぐっても思うようにまとまらず、開演ギリギリまで楽屋で粘ってようやくアップに成功

そんなドタバタの中迎えた本番でしたが、なんとか乗り越えることが出来てよかった・・・
本当にホッとしています。

まだまだツメは甘いし、完成度としては反省すべきところが山ほどありますが
ムソルグスキーの世界を多くの方々と共有することが出来た上に、素敵なステージで弾かせていただけて、本当に贅沢なひとときでした




↑当日いただいた素敵なお花&美味しいお菓子たち

今回ちょっとびっくりだったのが、ご来場いただいた方々から、当日配られた曲目解説に関してのご感想が多かったこと

『展覧会の絵』といえば、ラベルの管弦楽版はわりとよく聴かれますし、プロムナードやキエフの門の旋律はCMでもよく耳にしますよね。

でも、ピアノソロの原曲を全て聴いたのは初めてという方が多く、

解説を読んで初めて本来の曲の内容を知った、

面白い曲というイメージはあったけれど、こんなにメッセージ性の強い曲だったなんて・・・

もっと詳しく知ってからぜひもう一度聴いてみたい・・・

そんなお話を、多くの方からいただきました。

今回私が書いた解説は、ロシア国民楽派のルーツから触れていたので、内容は重いわ文章は長いわで、正直不安もあったのですが

皆さんにしっかり読んでいただいて、そうした感想をもっていただけたことは本当にありがたいことでした

もちろん、先入観なしで、演奏そのものを楽しんでいただくのも一つの方法です。

演奏のみで全てを語るのが私たち演奏家の本来の務めですが、

聴き手にとっては、その曲が生まれた時代背景や、曲の構成を事前に知っていることで、その日の演奏会が何倍も楽しいものになるのも事実です。

知れば知るほど面白い。これはクラシック音楽の最大の魅力だと私は思っています。

曲の本来の姿を知って、実際に触れて、それで少しでもその作品に興味をもっていただけたなら、こんなに嬉しいことはありません(*^^*)



↑終演後、ロビーにて

今回一緒に出演した2人とは、ポーランドのセミナーで知り合ってから、まだ9か月ほど。なんだかもう何年も前から一緒にいたような気がします

2人ともそれぞれに魅力的なピアニストで、今回は本当に沢山の刺激を受けました。




いつかまた同じステージに立てるといいなぁ