みなさん、こんにちは。
キンジョウです。
私は11歳の娘と、10歳の重度知的障害を伴う自閉症の息子の2児の母です。
息子の障害がきっかけで東京都葛飾区に障害者福祉サービス事業株式会社ひなたを設立しました。興味のあるかたはホームページを見てくださいね。
いつの間にか2月も後半に・・。
最近のお楽しみは、「キングダム」というマンガのアニメ版を観ることです。
古代中国の戦国時代のお話です。
色々な人におすすめされたけど、マンガの巻数が多すぎて(たぶん70巻)断念していましたが、ついにアニメで観ることになりました。
アニメとマンガでは色々と違うとは思いますが、アニメ版もとても面白い!
次はどうなるの?と、なかなか観るのを止められなくなります。
まだ観たことない方はぜひ!
話が脱線しましたが、今回は見学会・意見交換会のお話。
東京都には、東京都知的障害者グループホーム運営協議会という団体があります。
加入は任意なので、東京都すべてのグループホームが加入しているわけではないですが、ひなたホームは加入してます。
先日葛飾区にて、同協議会の見学会と意見交換会があったので、参加してきました。
午前中は、葛飾区の大手社会福祉法人・原町成年寮さんのグループホーム見学。
写真は撮りましたが、公開していいか聞いていなかったので、ここでは紹介しません。
ここ数年で建設したばかりの新しい物件がほとんどで、とても綺麗で広いグループホームでした。
ちょっと、事業規模や資金力が違いすぎて、参考にするのも難しい部分があるのですが・・^^;。
原町さんのお話では、重度の方の受け入れ先が少ないのも問題なのですが、それ以上に入居者さんの高齢化が1番の問題になっているそうです。
介護福祉サービス(老人ホームなど)に移行する方もいらっしゃいますが、やむを得ず障害者福祉サービス(障害者グループホームなど)に残る方も多いそうです。
見せていただいたグループホームの中には、利用者さんの高齢化に対応するために作られたグループホームもありました。
お風呂やトイレを大きくしたり、エレベーターがあることで、車椅子に対応できるようになっています。
もちろんバリアフリーも。
入浴については、外部サービスの入浴支援を利用しつつ、グループホームのスタッフの負担軽減をはかっているそうです。
ひなたホームでも50代の入居者さんもいらっしゃるため、高齢化についても考えていかないとな・・と思いました。
午後は重度自閉症・高齢化・軽度知的障害者とグループを分け、それぞれにて意見交換会がありました。30~40名はいたかな?と思います。
私は軽度知的障害者支援のグループに参加しました。
このブログでも何度も書いてますが、軽度だから支援が楽というわけではなく、むしろ大変な事もあったりします。
軽度ならではの支援の困り事や、報酬面、区分判定のこと、スタッフの募集方法や研修方法など、幅広くお話出来たと思います。
他の法人さんはこんな工夫をしているんだなぁ・・とか、やっぱり同じようなことで困っているんだなぁ・・とか、有意義な時間を過ごせました。
まだ聞けなかった話もたくさんあるので、また参加できたらな・・と思います。
重度・高齢化グループについても発表を聞きましたが、みなさん色々な知恵を絞って支援されているようです。
ここだけの話、このような協議会の催しに参加する方は、特に熱心な支援者達だとは思います。
でも、そんな方々の真剣な姿を見て、重度知的障害の息子を持つ母親としても、頼もしく嬉しい気持ちになりました。
支援者としてもこれからも頑張ろう!
では、今日はここまで。
気温差が激しい日が続きますが、体調を崩さず元気に過ごしましょう。
葛飾区 障害者グループホーム