数日前、娘が生後6か月を迎えました。
 
半年、あっという間だったなぁ……。
 
この半年間で、いちばんキツかったのは
出産後の入院期間中かな。
 
私が出産したのは、
「スパルタ母乳指導」で有名な病院なのですが
実際に入院してみたら
評判通りのスパルタでした(笑)
帝王切開の翌日から、ガッツリ母子同室で
母乳指導をみっちり受けました。
 
もちろん、それは百も承知で病院を選んだので
後悔はまったくしていません。
あの時、しっかり指導を受けられたおかげで
今もほぼ、母乳で育てることができているし。
もし、2人目を授かることがあるならば
また同じ病院を選びます。
 
ただ、入院中の私は本当に余裕がなく
ずっとどんよりした気持ちでいました。
 
「母乳が思うように出ない・・・」
というプレッシャーと向きあいながらの
生まれて初めての入院生活、
しかも4人部屋。
(本当は個室に入りたかったのですが
退院後、民間の産後ケア施設に
行くことにしていたので
入院中の部屋代は節約しました)
 
「お互いさま」だとはわかっていても、
我が子が夜中にギャン泣きすると
やっぱり「周りの人に申し訳ない」と
焦ってしまったり。
 
かと思えば、とにかく涙もろくなってしまい
深夜、娘の顔を眺めているだけで
ぼろぼろ涙がこぼれてきたり。
 
赤ちゃんの抱っこの仕方も
わかっていなかったし。
(独身の頃、友人の赤ちゃんを
抱っこさせてもらったときも
お姫様抱っこみたいな、おかしな体勢に
なっていました・・・)
 
おむつ替えの方法も、
母親学級でちょろっと習っただけで
いきなり本番スタートだったし。
 
(入院中、助産師さんに
「おむつ替えの仕方がわかりません」
と言ったら、忙しかったようで
「大丈夫!やればできますから!」と
素通りされました・・・。
YouTubeで検索して、動画を観ながら
覚えました。笑)
 
今振り返っても、入院中の私はずっと
不安や自己嫌悪に苛まれていたなぁ、と
思います。
ふだんは結構、図太いのに(笑)
ホルモンバランスの影響だったのかも。
 
あ、でも、入院中の食事は全日程
完食していました。
元気がないのと、食欲は別なんです、私(笑)
授乳中はお腹もすきますしね。
 
今の私なら、半年前の私に
こう言ってあげられます。
 
「初めてづくしなんだから、
うまくいかなくて当たり前だよ~。
もっと肩の力抜いて、娘の可愛さを味わおうよ」
 
変にマジメすぎて、不器用で、
物事を理解するまでに
(おそらく)人の数倍かかる私。
 
それでも今こうして、娘を育てることが
できています。
もちろん、余裕しゃくしゃくではないし
睡眠不足と向き合いながらの毎日ですが
なんとかなるものだ、と思います。
 
それもこれも、夫が一緒にしっかり
子育てをしてくれているおかげです。
 
おかげで、産後クライシスや
産後うつになることもなく
娘の可愛らしさを存分に味わいながら
過ごせています。
 
これからも、娘や、まわりの先輩ママさんに
いろいろと教えてもらい、
夫と助け合いながら
母として成長していきます。
 
生まれてきてくれてありがとう。
毎日、毎日、愛してるよ。
すごい寝相。
誰に似たんだ。私か。(笑)