ローズクォーツはクリスタル好きにとって基本中の基本なのに今まできちんとした解説がありませんでした。癒しフェア出展にあたり、このままでは店頭に並べることはできないと、大急ぎで森先生にチャネリングしていただきました。
ローズクォーツはカーサではもしかしたらクリアクォーツ以上に人気です。ブックストアでもジョアンさんのお店でも手頃なサイズのポイントは入荷しても数日ですぐに売り切れてしまうそうです。我々は巨大なポイント、小さなタンブル、ブレスレットなどはいくつか入荷しておりますが、手頃なサイズのポイントはなかなか手に入りません。
ですので、今回は主にアバジャーニアの他のクリスタルショップから質のいいものを仕入れ、カーサで祝福して（ＣＡＳＡ ＢＬＥＳＳＩＮＧ）お届けいたしております。
◆森によるチャネリングメッセージ◆
～ローズクォーツ～
ローズクォーツはとても身近な石で、ハートチャクラの活性化にとても有効です。
この石に触れるとやはり自己愛についての感覚が開いていくことが判ると思います。我々はいつも日々の「やるべきこと」を自分に課して、自分のことをなおざりにしがちです。「愛」と聞くと恋愛というような特別なものだけが対象のように感じられてしまう人がたくさんいます。
自分は愛されるだけの価値が無い、という無意識の信念を肯定するかのように「愛」の感覚も無視して生き、それが楽な生き方のように感じる方は多いように思います。だって、自分を愛することなんかどうしたら良いのか分からないし、体を大事にすることとどう違うのかも分からない、という答えが返ってくるような気がします。
ローズクォーツはそうした人々にまず、自分の傷を癒やすことを教えてくれます。自分が傷ついていることが分かり、愛される価値が無いというのは、その人がそう思い込んだというだけのことであることに気づかせてくれます。
深く傷ついた人にとって傷を癒やすことは、それほど簡単なことではないかもしれません。しかし、まず自分が傷ついたのだ、ということを理解する必要があります。そしてそれが第一歩です。そしてローズクォーツを持てば、自分と人との間にあるのはなにかということが分かり、それに取り組むことが出来るように思います。
実は御自身が今いる環境こそがすべての内面の傷を現しているということが分かります。そして人に対する思いやりは自分に対する思いやりであり、人とのつきあい方は自分自身とのつきあい方であることも分かってくるように思います。
そしてローズクォーツは穏やかに当人が居心地の良い環境を作ってくれると思います。そしてそれは自分の心が安定し、平穏になっていくということです。
やがて内面の傷が消えていけば、他者とどのように「愛」をシェアしていけばよいのかも理解できるようになります。
ローズクォーツはその穏やかな波動ゆえに、そしてゆっくりと浸透するために自分自身の変化になかなか気づきにくく、目新しい別種の石に目移りしてしまいそうになるかもしれませんが、もしあなたの元にこの石がやってきたのであれば、決して手放さないでください。
ローズクォーツのエネルギーはどのような心の傷もどれほどのトラウマであっても癒やしてくれること、どのような信念も変換・シフトできることを信じてください。
カーサクリスタルとしてのローズクォーツ『カーサローズ』
変性意識状態にあるとき、私にとってカーサのエネルギーはピンク色に見えます。まさにローズクォーツのような柔らかいピンク色です。メインホールでセッションの列が呼ばれるのを世界中からやってきたたくさんの人と一緒に待っているとき、そのピンクのエネルギーは背丈ほどもある横に太く巻かれたピンクの絨毯が広げられていくかのように我々の体を通過していきます。そしてそれは何度も何度も繰り返されます。そのエネルギーに包まれると多くの人には優しい眠気が感じられ、また、エネルギーを感じやすい人々は自身の精妙体に浸透していくのが判り、陶然となります。
そして人々は自分自身にも本来そうしたエネルギーがあること、それはハートのエネルギーであることに気づきます。それは慌ただしい日常に紛れて思い出すことが難しくなっている感覚かもしれません。
ハートチャクラは肉体及びエネルギー体に存在する全てのチャクラを統合するチャクラです。我々は3次元の現実を経験するために、「地球の密度で生きる」という選択しています。3次元の現実を生きるということは様々な制限を自分に課すということです。感覚を五感のみにとどめ、チャクラは封印することにしました。このチャクラを解放したしたとき、チャクラは本来の形である「球状」に戻っていくのですが、最終的にはハートのチャクラが他の全てのチャクラを包含・統合する形で球になります。そういう意味でもハートチャクラが全てのチャクラの司令的な役割を果たしております。
ローズクォーツのエネルギーはこのハートチャクラを大きく開くカーサのエネルギーと同種のものです。それ故、エンチダージによってプログラムされたローズクォーツ(以降「カーサローズ」と呼びます)は本来のエネルギーとの相乗効果によって、基本的なエネルギーが何倍になっているように私には感じられます。
もう一つ明確な差異としては、「ヴォイド(無)」の感覚に繋がることができることでしょうか。私はカーサローズの「穏やかな周波数の中にあるダイナミックさ」について語らなければ、ならないように思います。極めて強い愛の波動は非常に深い内面に到達し、静けさ、平穏さという感覚をさらに突き抜けて、真の幸福とは何なのか、愛の本質とはなにかということを実感するように思います。非常に辛い経験と記憶、あらゆるトラウマ等それがどれほど深く、それが自分そのものであるかのように見えたとしても、すべては後から付着したものであり、取り外すことが可能であり、癒やされることが可能であることがこのカーサローズを持つことで判るように思います。
しかしながら、ヴォイドの経験はとても強力なので人によってはそれが、大がかりな手術のように感じられるかもしれません。そしてそれはエンチダージとその方のハイアーセルフが連携して行う作業です。全ての辛い記憶と感情の複合体が溶け始めると、それは「霊的な成長のための滋養」となってエネルギー体に注ぎ込まれていきます。
それはその方の新しい現実の始まりと言えます。内なる愛の波動に基づいた行動は他者に対する思いやりの感覚となり、その波動に共鳴する関係性を引き寄せることになります。
この感覚に到達するためにはカーサローズをもって瞑想することをお奨めしたいと思います。カーサローズの瞑想はある種の治療のように思えます。
手で持てるものやペンダントであれば、カーサローズをハートチャクラ(胸の前)にあわせてください。大きなものは台の上にのせて、やはりハートチャクラの高さに合わせてください。
瞑想中は感情があふれて、涙が止まらないかもしれませんが流れるままにしてください。
With De-light 森 貴浩
