助産師の佐藤亜紀です。
来院しているママが実母に言われたひと言をタイトルにしました。
海外転勤になった夫を追って産後すぐに渡航を考えていた娘さん。
もし英語が話せるとしても、勝手の分からない土地での生活、人間関係を一から作る生活は大変です。
英語が話せないなら尚のこと。
夫は仕事でいないとなると、ずっとずっと孤独です。
時差があったらすぐに友人や母親から返事が来るとは限りません....孤独。
そこに空気の読めない赤ちゃんとの生活。
なぜ泣く?!
なぜ寝ない?!
産後うつになっても仕方のない事態です。
強めなひと言ですが、お母さんの優しさを感じます。
自ら経験したからこその優しいひと言。
赤ちゃんを甘くみてはいけません。
空気読めませんので、扱いは非常に難しい。
ママがストレス感じてるから静かにしておこっなんてならないし。
ママが疲れてるから寝とこっなんてならないし。
疲れてるママに笑顔を振りまこっともならないし。
初産のママさん。
思い描いた子育てライフなんて1日で崩壊。
赤ちゃんとのふわふわライフなんて遠い未来。
基本、ボロボロライフだと覚悟を決めてください。
赤ちゃんはそうそう寝てくれない。
ママが一番しんどい時によく泣く。
どうぞ覚悟を決めて取り組んでくださいませ。
その方が心を打ち砕かれずにすむと思います。
第二子を育てるママさん。
あなたの心を乱してくるのは上の子です。
授乳のタイミングで絵本を読んで!
服まで漏れたうんちを片付けてる最中に抱っこして!
さっきまでママの手は空いていたのに...なぜさっきじゃなくて今なの?!
そう!なぜ今なの?!ってタイミングでどうでもいい要求をしてきます。
どうでもいいと思うのは大人で、子どもにとってはきっとどうでも良くないことでしょうけど。
新米赤ちゃんとママのラブラブライフが許せないのです。
試されてます、親力、大人力、忍耐力。