最近、何かを決断したり、潔く捨てたり、諦めて違う道に進んだり、そのような選択に迫られています。


「進歩」と「完璧」はどちらも卓越したものを目指すものですが、成功を収めるためのアプローチとしては全く異なるものです。


進歩とは、時間をかけて前進し、改善することです。目標に向かって小さな一歩を踏み出し、その過程で失敗から学び(これ大事ですよね)、改善することを意味します。

進歩は進化の過程と見なされて、即座の満足や結果を期待することなく、一歩一歩望む結果に近づいていくものです。


これに対し完璧主義者は、エラーやミスを許さず、完璧な結果を即座に達成することに重点を置きます(悪い事ではないですけどね!)

細部にまでこだわり、現実には達成できないかもしれないことを達成しようとするあまり、多くの時間を費やしてしまう傾向があります。(私です)

そのため、現実離れした期待や目標が、不必要なストレスやプレッシャーとなり、目標を達成することに不満や落胆を生じることがあります。


優れたものを目指す人にとって、進歩と完璧の違いを理解し、どちらのアプローチがより効率的に目標に達成できるかを選択することは重要なのだと思います。

リスクを冒し、間違いを犯し、そこから学ぶことで、徐々に改善することができ、そうすることで達成感が生まれ、目標達成までの道のりの中で、自分自身のパフォーマンスや結果に諦めてしまうことなく、最後まで高いモチベーションを保つ事ができるのです。


ただ完璧は多くの人が人生のあらゆる場面で目指すものです。仕事でも人間関係でも、個人的なレベルでも。完璧は圧倒的なものに感じられるかもしれません。しかし努力なくして完璧はないのだと思います。


完璧であることに拘るのではなく、目標に向かって着実に前進することに意識を向けることが重要で、そうすれば、社会が自分に課す非現実的な期待に落胆したり、圧倒されたりして精神的にも成長できないでいる、ということはありません。


達成可能な目標を明確にすることも大切です。私たちは皆、夢や憧れを持っていて、目標があまりにも遠い場合があります。(私だな)


達成可能な目標を特定するのには、まず小さなステップに分解して考えると良いのではないでしょうか。最終的な目標がマラソンであれば、最初は短い距離を走ることから始め、スキルが向上したら徐々に距離を伸ばしていきますよね?そのように小さな成功を積み重ねていくことが重要だと考えます。


従来の方法でうまくいかなければ、今の考え方は捨てて、新しい方法を試してみる。

応援してくれる仲間をみつける。

プロセスの各ステップに、特定の期限を決めたアクションプランを作成する。


私はやっとこれに気付き、遅ればせながら新たな一歩を始める事ができました。

漠然とした夢や憧れは沢山湧いてくるのに、何一つ具現化できず達成できず、かと言って諦めることも具体的な改善案もなく、ただただ悲観したり嘆いたり落ち込んだりしていました。



最近信頼できる人からとても傷つくことを言われました。

それは正論で、ぐうの音も出ないほど正しい。

きっとその人は、私のために言わないでくれていた事実を、私が悩んでいるのを見かねて、今度は私のために心を鬼にして話してくれた。その時は傷ついたけど、後から考えると、その言葉で吹っ切れたというか、考え方が変わりました。


またコツコツと進歩し、進化し続けていきたいと思います。




☆ひなた☆




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