③「冷静と情熱のあいだ」 | 『**映画とフラワーエッセンス**』

『**映画とフラワーエッセンス**』

映画のレビューと登場人物に合わせたフラワーエッセンスをセレクト。

【作品情報】
2001年制作 日本映画
監督 中江功
脚本 水橋文美江 
出演 阿形順正/竹野内豊
    あおい/ケリー・チャン
    崇/ユースケ・サンタマリア
    芽実/篠原涼子
    マーヴ/ミッシェル・ウォン
    
【ストーリー】
江國香織、辻仁成の共著を映画化した作品。男性側の視点を辻が、女性側の視点を江國がそれぞれ描いて話題となった。
美術絵画の修復士を志し、フィレンツェの工房で修業を積む順正。その心の中にはかつての恋人・あおいが棲み続けていた。

ここからはネタバレ注意映画を観てから読んでね

一方のあおいは、マーヴという優しく経済力のある男性と何不自由ない生活を送っていた。別々の道を歩いていたふたりだったが、あることがきっかけで数年ぶりに再会する。しかし、幸せそうに暮らすあおいに、順正は自分の居場所を見つけられず、また離れてしまう。。
美しいフィレンツェとミラノを舞台に、再会と再生にむけてゆっくりと静かに、確かめながら進んでいくふたり。果たして、10年の時を経た約束の行方は?
 

 

【映画で選ぶフラワーエッセンス】

かつての恋人あおいと別れ、修復士の仕事に没頭する順正。新しい恋人の存在があるにもかかわらず、心はいつも過去を向いていて、かつての恋人あおいの事が忘れられないでいる。

あおい
君は忘れてしまっただろうか、あの約束を

ぼくは
こわれてしまいそうな気持を
何度たてなおしたことだろう


そんな順正に必要なエッセンスは。。ハニーサックル

昔の恋人のことが今も忘れられず、他の異性に目がいかない。
過去を懐かしみ、済んでしまった事を後悔する。
愛する対象を失ったつらさを、乗りこえられない。

 

 


他には、一時的な落胆や気持ちの落ち込みを開放し、信じる力を再び呼びもどせるようにゲンチアナを。


順正との再会のあと、あおいもまた揺れていた。
愛し守ってくれるマーヴとの関係をこのまま受け入れるのか
心の声に従い、失った愛を再び取り戻す可能性に賭けるのか

 

なぜ僕と一緒にいる?
君の心はここにはない
本心を知りたいんだ
うそはもうたくさんだ
(byマーヴ)


そんなあおいに必要なフラワーエッセンスは。。セラトー。

直感に従って決断できるように助けてくれます。

 

 


けれど、もっと深いところの感情を探っていくと、

もしかしたらワイルドローズなのかも

クローバー深い悲しみが、心の奥にある。
クローバーあきらめ、抵抗するのをやめてしまっている。
クローバー人生を肯定的にするための努力を、放棄している。

 


そんな二人へのメッセージ
人生は自分で変えることができると信じ、前向きに生きよう

 
 
ここからは。。
 
ひなたの気ままに映画感想コーナー音譜
 

魂が呼び合う忘れられない相手。、心の目で観る映画

今思えば2001年制作という事で、「魂の時代」の幕開けにふさわしい映画だったのかも。

ひさしぶりに観て、原作を読み返したくなりました。

きっと、映画では表現しきれなかった心情的な事が書かれているんじゃないのかな。


強いていえば、ふたりの間にあったであろう「シンクロ」のエピソードとか
テレパシーのエピソードとか、もう少し盛り込んであったらさらに良かったかな~と

それから、同僚や先生の嫉みにはホリーが最適です
許せないとか、二度と顔も見たくないとか、人の幸せを喜べないとか、そんな時に