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ぽってり苺日葵ひなたぽってり苺


という訳で


日葵、3歳になりました乙女のトキメキ


2021年1月27日午前9時5分。


日葵が産まれた日の事は

今でも鮮明に覚えています。


明け方4時半に

自宅でおしるしと同時に破水した事に動揺し


「ねぇ!血が出たガーン!!!


と、パパを叩き起こし

慌てて病院に向かったのですが…


当時パパが乗っていた愛車は

アバルトというイタリア製の


エンジン音ブォンブォン&

サスペンションガッチガチ系


の、いかちぃ車でして泣き笑い


妊婦が乗る車じゃなかったね…

と、今では笑い話です笑い泣き


病院で言われた助産師さんの


「早ければ夕方くらいには産まれるかな?」


という言葉を信じて

朝5時に私を病院に送り届けてくれた後

仕事に向かったパパ。


そこから4時間後に

日葵は産まれました笑い泣き


初産とは思えないほどの

スピード出産でしたが。


産声が聞こえたのはほんの一瞬で


その後すぐに保育器に入り


呼吸が安定しない

ミルクが飲めない


と、訳も分からないうちに

次々と問題が発覚し

頭が追いつかない状況の中で

日葵はNICUのある病院に

緊急搬送されました。


出産そのものも早かったけど

産まれてすぐの日葵と一緒にいられたのも

ほんの一瞬だけでした。


その日の夜に搬送先の病院で

心臓疾患が発覚し

病名を検索すると必ず付いてきた


「ダウン症候群」


という文字。


心臓疾患は手術や経過観察で治癒するけど


ダウン症候群は治らない。


突然目の前の景色が一変し

知らない世界に放り込まれたような

不安と絶望に襲われた

長い長い誕生日でした。


だけど乙女のトキメキ


絶望だと思い込んでいた未知の世界は

想像を遥かに越えた素敵な世界でした。


日葵がダウン症候群という体質をもって

産まれてこなかったら

出会う事が出来なかった沢山の人達にも

出会う事が出来ました。


成長はゆっくりだけど

周りの人達の感情に敏感で

とても繊細な日葵。


いつもニコニコ笑っている日葵。



産まれてきてくれて

ありがとう飛び出すハート


ママを、ママにしてくれて

ありがとう飛び出すハート


これからも

日葵のペースで

ゆっくり歩んでいこうね照れ

大好きだよお願い飛び出すハート




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