日葵のブログへ ようこそ
このブログでは…
21トリソミーガール・日葵と
その家族が奮闘する日々を
振り返ったり
リアルタイムだったり…
ランダムに綴っています
こちらでは…
日葵出産~入院中の出来事を
当時の日記などを元に振り返っています
特別編~カミングアウト~後編
前回の続きです👇
日葵の事を、極力なんでもない事のように
伝えると…
「そうだったんだ!
早く退院して一緒に暮らせると良いね」
と、予想外の言葉か帰ってきたのです。
相手もなんでもない事のように返してくれた事に驚いた私。
その後も
「本当…
赤ちゃんが無事に産まれてくるって奇跡なんだね!」
としみじみ言ってくれ…
なんだか、身構えてた自分がなんだったんだ
と思うほどでした。
けれどやっぱりそれも
こちら側からの伝え方なのかな…
と、この時思ったのです。
私が緊張して神妙な顔をして伝えたら
相手もその雰囲気に引っ張られて構えてしまうかもしれないけど。
重く捉えられてしまうのは1番嫌だし
「うちの子
私に似てちょっと
身長低めなんだよねー」
くらいのノリで、自然に伝えていけたら良いんだろうな…と。
日葵がダウン症だと最初に告げられた時。
名前だけは知っていたものの
じゃあダウン症とは実際、具体的に何なのか…
私自身が、ほぼ知識が無かったように。
伝えられた側も、瞬時にはイメージでしか分からないと思うんです。
それならば、伝える時点で
「成長がゆっくりめなのと、色々な病気に気をつけなきゃいけない部分はあるけど、そんなに大変ではないんだよ」
って、こっちから先に伝えちゃえば良いんじゃん
と、思うようになりました。
こういう風に考えられるまでに
少し時間は掛かってしまいましたが。
日葵が関わる身近な人達には
ありのままの日葵の個性を知ってもらいたい
って思えるようになりました。
何も、気構えする必要なんてないや。
それでも
時々黒い感情が出てきてしまう事はあるけど…。
きっとそれは、ダウン症の有無に関わらず
子育てしていく上では、自然に出てくる感情なんだろうから。
なんたって
日葵も0歳だけど
私自身もまだママとしては0歳なんだから。
つまづいたり、悩んだりするのは当然
そして日葵が
2歳を過ぎた最近…
家族揃って出掛けて子供たちが初めましての知り合いや友人に会った時。
「この子
実はダウン症なんだよね」
と言う役割はパパが大半なのですが。
あえてそうしているわけではないのですが
そういう時も常に私たち一家が笑っているからか
あの頃恐れていた
「大変そうだね」
という言葉をかけられたことは
1度もありません。
あ、最近は、ちょろちょろ脱走する日葵を追いかけ回している私を見て、物理的に「大変そう」と言われることはありますよ
あの頃、ちょっとした事で身構えてしまっていた私に伝えたいです。
何も構える必要はないよ
と
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