『神様…どうかもう1人…。
もう1人だけ助けさせてください。』
『ハクソーリッジ あらすじ。』
何ひとつ武器を持たずに第2次世界大戦の激戦地〈沖縄・ハクソー・リッジ〉を駆けまわり、たった1人で75人もの命を救った男がいた。
彼の名は、デズモンド・ドス。
歴戦の兵士さえ、ひと目見て言葉を失ったという〈ハクソー・リッジ〉で、彼は
負傷している兵士であれば日本兵、アメリカ兵など関係なく手当てを施した。
『皆が殺し合う戦場で、僕は命を助けたい 』
緑豊かなヴァージニア州の田舎町で育ったデズモンド・ドスは、第2次世界大戦が激化する中、陸軍への志願を決める。
先の大戦で心に深い傷を負い戦後のPTSDに苦しみ、家族にDVを振るう父親。
その父から戦争に行くことを反対され、恋人のドロシーは別れを悲しむが、デズモンドの決意は固かった。
だが、訓練初日から、デズモンドのある
“主張”が部隊を揺るがす。
衛生兵として人を救いたいと
願うデズモンドは
「生涯、武器には触らない」と
固く心に誓っていたのだ。
上官と仲間の兵士たちから責められても、デズモンドは頑として銃をとらない。
とうとう軍法会議にかけられるが、思いがけない助けを得て、主張を認められたデズモンドは激戦地の〈ハクソー・リッジ〉へ赴く。
そこは、アメリカ軍が史上最大の
苦戦を強いられている戦場だった。
1歩、足を踏み入れるなり、目の前で次々と兵士が倒れて行く中、
遂にデズモンドの
〈命を救う戦い〉が始まる─。
(※HPから引用した記事を
少し変更してあります。)
こんにちは。ひまり☀です。
先日、6月末の梅雨明けを狙って沖縄旅行に行ってきました。(後日記事にします♪)
私はテレビをあまり見ないのと
人付き合いが絶望的に悪い為、
情報が殆ど入ってこないのですが、
自分に必要な情報は何故だか、
シンクロが沢山起こるというか…
なんというか。向こうからやってきます。
(追記:マヤ暦で、自分に必要な情報を引き寄せるという紋章が入っているそうです。)
なので、
沖縄旅行中に、この戦争映画が
日本公開になったこと。
帰りの飛行機で米軍の男の子が
隣の席になって会話をしたこと。
以前、沖縄に旅行に行った日が
沖縄がアメリカから返還された次の日であること。
あまりにも沖縄戦争についてのシンクロが続くので、これは観に行ったほうがいいというお知らせだと思い、
重いおケツを上げて観に行って参りました。
汝、殺すなかれ
『宗教上の理由として人を殺す
銃を持つことは出来ないが、
衛生兵として共に戦場に行きたい。
そして多くの人を助けたい』
そのように志願する
キリスト教徒のデズモンド。
このような考えは、当時、
臆病者、卑怯者という
レッテルを貼られてしまう時代でした。
そして、『裏切り者、臆病者』とみなしたデズモンドを除隊させようと壮絶なリンチをしかける仲間たち。
ですが、酷い仕打ちを繰り返す彼等の裏側にある気持ちなども見ていて理解できてしまうのですよね。
人を殺すことなく、人を助けたいなど戦場では、ただの偽善に思えてしまう。
誰かが足を引っ張れば
誰かが犠牲になるかもしれない。
主人公のデズモンドのみならず、
目線や立場を変えてみると色々な見方のできるとても良い映画です。
『デズモンドは足を引っ張る臆病者だ!
除隊させてやれ!』
と、イジメをけしかける上官からも時折、人間的な愛を感じるのですから不思議です。
(基本的に愛がテーマだと思います。)
↑恋人のドロシー。ツンデレ可愛い。
萌え(*´ω`*)
周囲に味方が居ない時から信念を曲げないデズモンドの姿。
PTSDに苦しみ、家族に暴力を振るってしまう心の弱い父親の姿、恋人ドロシーの切なる想い。
私は序盤から泣きに泣きまくりました。
ティッシュ足らんわ!
さてさて。出生時間はわかりませんが、デズモンド・ドスのホロスコープを出してみました。
おおー!やっぱり水瓶座♒と
魚座♓に天体が入ってる!!
慈愛、奉仕的な魚座の金星と魚座の火星が合になっており、(これだけでも意味が強まるのに)
その金星火星と、仲間を大切にする蟹座の木星と冥王星の合がトラインです。
これらから、
彼がとても仲間思いで、仲間の為になら命をかけて助けに行く事がわかりますよね。
蟹座は排他的になることもありますが、魚座とアスペクトと組んでいる蟹座さんは、
仲間の為に自らを犠牲にすることもあるそうです。
(※昔、仲間の代わりに刑務所に行った人のホロスコープを見たことがあるのですが、その方は蟹座と魚座が強かったです。)
しかし、それよりも私が妙に
共感してしまった点なのですが
デズモンドの
『軍隊の考えに異論はないが、
自分は絶対に銃を取らない。』
と、主張を曲げないという点です。
私は、映画に感動しながらも
『…うわ~、デズモンド、水瓶座かな?
これ、水瓶座ちゃうんかな?』
と、思って見ていました。 笑
(帰ってホロスコープを確認して
『やっぱり-?!』って。)
私は山羊座ですが、
水瓶座の木星が水星天王星の合やアセンダント、月とアスペクトを組んでいたり、
木星の影響が強いので、彼の水瓶座的な言動を理解しすぎてしまうところがあり、シリアスなシーンなのに笑いそうになることもありました。 笑
(水瓶座は他者の考えも認めるが、
自分も折れません。他者を認める、という点が普通の頑固さとは違いますよね。)
そして、もう一つ。
獅子座♌に土星が入っています。
獅子座は、『みてみてーほめてー』
というところがあり、そこがまあ…なんというか
可愛くもあり、鬱陶しくもあるのですが
(獅子座の皆さんすみません。
私も月獅子座です。)笑
デズモンドは、周囲の仲間の見積もりで、
実際には100人以上の人を
救ったという話が出ているそうですが、
控えめな性格であったデズモンドは
『50人くらいしか救ってないです。』
と、自己申告していたそうです。
(なので、100と、50の間を取って75人ということになったそうです。)
獅子座に土星を持っている人は控えめなのですが、自己主張をする人を見ると苦手意識を感じるという出方をする人も居ます。
ですが、デズモンドからはそのような様子は
伝わってきません。
やはり、『個を認める水瓶座』だからこそ、このようなことが出来たのでしょうね。
共感能力が強く、寂しがり屋の魚座や集団意識の強い蟹座に天体を持ちながら、
周囲に染まることが無かったわけですから。
彼は敵兵である日本兵までも救ったのです。
『仲間愛』など、遙かに超えています。
自分の信念など簡単に折れてしまいそうになる過酷な戦場であるのにも関わらずです。
そして、世間から見て『臆病者』
であるはずの彼は
過酷な戦場で、武器を持たずに人を助けるという偉業を成し遂げました。
水瓶座の太陽に改革の
天王星が乗っていますね。
そして、土星と天王星のオポジション。
これらから見ても、前例が無い事や常識(地星座の性質)さえも打ち破っていく事がわかりますね。
水瓶座(変革、博愛)の水星に、夢を大きく見る獅子座の海王星とオポジションです。
彼は周囲から見て、相当『頭のおかしな奴』と思われていたことでしょう。
海王星は薬なども意味しています。
彼は看護婦である恋人ドロシーから薬学の知識(水星、海王星で出ているのかも。)を学び、それを戦場で活かしていました。
そして、全体的に星の度数が若いです。
彼の幼さというか、純粋さなども、ここに現れているような気がします。
金星の度数も若く、恋愛下手なところがあり、ドロシーを怒らせてしまったり、そこがまた見ていて可愛いなぁと思いましたが 笑
話は変わりますが、沖縄の日本兵の方々の演技も素晴らしかったです!
彼等もまた、愛する家族の為、愛する沖縄を守る為に戦ったのです。
彼等が殺されていくシーンはとても見ていられないというか、本当に悲しかったのですが、
この映画は反日映画でもなく、どちらかを美化しているわけでもありません。
戦争を正当化しているわけでもありません。
(アメリカを美化していると感じる方も居るそうですが、私はそうは感じませんでした。)
さて。この映画は
DV、アル中と、人格はゲスの極みだが映画を撮らせたら天才というメルギブソンが監督です。笑
DVをする男は確かにクズだと思いますが
暴力を振るってしまうほど心が弱く、人の気持ちに敏感というわけですよね。
わかりたくないけど、わかりました。
心の弱い、ゲスの極みのDV男だからこそ、
彼の関わる映画は、いつ見ても心理描写が素晴らしいです。
(褒めてます。)
ゲスだけど、メルギブソンは俳優としても素晴らしいですからね。ゲスだけど。
ただ、戦場のシーンは、血しぶき、人体切断…と、本当に壮絶で悲惨です。
あまりにも酷い描写を変態だとか頭がおかしいと感想をもらしている人も居ましたが
私は、戦争を綺麗事として描かないという監督のこだわりを素晴らしいと感じました。
さて、ここでタロットネタを。
この映画を観にいくと、どうなる?
と、占って四回も 力(ちから)のカードが出ました。
これは、『私が壮絶な戦場シーンを見るのが辛いのだろう』という浅いリーディングしかしていませんでしたが、
暴力ではなく、愛で戦ったデズモンドの姿を
表していたみたいですね。
(前情報無しで観に行ってるので
ビックリしました。
デズモンドは実に聖母的でした。)
力で戦うのではなく、忍耐力をつけ、
愛と精神的な強さを養う、私にも必要なメッセージ性のある映画でした。
ハクソーリッジ レビュー
ニックネーム: ひまり
🌟🌟🌟🌟🌟
個人的には満点の星5つです!!
(会社帰りにもう一度行こう。)
ご拝読ありがとうございました♪