星組、なんとか2回目の観劇へ行ってきました。

お芝居は1回目に観たときは、う~ん…という感じでしたが、2回目観たら、なかなか良かったです。

私の理解度が深まったからなのか(;^ω^A

歌が多くて、躍りも多くて、
メロディが耳に残りますね。

アントニオが歌う「今目の前に広がる、大海原は俺のふるさと♪」というメロディが何度も思い出されます。

振り返ってみて、このお芝居のあまり好きでない場面は、「人の不幸は蜜の味♪」という場面。
ここがなんだか浮いている気がします。

カルナバルについても、もっとかっこよくできたら良いのになぁと。ちょっと残念。
司会の人が面白おかしくカルナバルを紹介するくだりもイマイチ。
このお芝居にミスマッチな気がしました。


あと、綺咲さんのモニカが、夢咲さんのカタリーナの友人には見えない。妹的な感じ。
カタリーナのおかげで、モニカはラファエロと出会えたと話していますが、それも唐突ですし。


私の癒し系(笑)、ほんわか真風さんが「情報部の切れ者」には、とても見えないところとか、

最初の、アントニオとカタリーナの再会の場面で、十輝さんのセバスチャンとかが台詞で説明をするなか、礼さんのマルセリーノの一言だけが歌になっているのも、ちょっと不思議。ほかは誰も歌ってないし。


不思議と、違和感を感じた場面はよく覚えているもので、

紅さんのアラルコン公爵が歌う場面で、胸元のハンカチーフをパッと投げるところ、あれはわざと落としたのか、取り損ねたのか?


アラルコン公爵が「ラミレス侯爵夫人に、この手紙を」と、麻央さんのフリオに渡したあと、「あの美しい未亡人に届けるのですね」という台詞。
麻央さんがカミカミで、たどたどしく、この人に手紙を預けて大丈夫?って思ってしまう…。


マリオ、マルコス、マルセリーノの
3人では、壱城さんが結構歌いますが、壱城さん、お歌は…ですし。
観る側としては、やっぱり歌うまな礼さんの歌を聞きたいし、天寿さんにももっと重要な役どころを割り振ってほしいです。
首席の二人を同じような役どころにするのは、もったいないです!


夢咲さんはお疲れモードなのか、私が観た日はダンスシーンで転んじゃって、大丈夫?!と心配になりました。

あと、セブンシーズのどなたかが大玉にうまく乗れず、転がってた…。星組メンバーは、みんなお疲れみたいです。
なんだか可哀想!!


それにしても、
2回観てやっと良さが分かる作品って、ダメですよね。
1回しか観られない方も多いので。

あ!
これ、もしかして逆の策略ですかね?
チケット難だから、あまりリピーターが増えないようにするための。

…って、そんなわけないですょね。

東京公演に行く前に手直しされるのでしょうか。
ま、2回観ても楽しくない作品よりはマシなのかなぁ…。