Coffee&Cigarettes -4ページ目

Coffee&Cigarettes

コーヒーに煙草とそして物語

この1週間というものの、これでもか!って言うほどトラブルが続いています。

今日もでっかいのが一つ。

いや、小さいのと中くらいのもあったな。

トラブルはどうしてトラブルを呼ぶんでしょうかねぇ。

最近、よく眠れません。

「嗚呼、あの頃に帰りたい」

でも、あの頃っていつなんだろう??

自分の人生を振り返ってみると、大して面白かったわけではなく、波乱万丈であったわけでもなく。
(これは見方にもよりますがね)

あの頃って・・・・深刻な悩みもなかった子供の頃か。(好きな女の子のことが唯一の悩み)

それとも人生が順風満帆に思えてた20歳くらいの頃か。

振り返っても、帰るべき時代はあるんだろうかねぇ。

子供の頃、『THE BEATLES』が好きで毎日レコードを聴いていた。歌詞を暗記するくらいに。

それを思い出して、いま時代は変わったけどiTunesで聴いている。

一番のお気に入り。6枚目と7枚目のアルバムを。『Rubber Soul』と『Revolver』。

いつ聴いてもしびれるな。

うん、少しリラックスだ。

たぶん、数週間後には問題は全部片付いているだろう。たぶんね。

Coffee&Cigarettes
どっこいオレは生きている。

最近は仕事が無茶苦茶な状況で、だんだん首が回らなくなってきてます。
とにかく・・・人がいないっすね。
ま、忙しいとは言いながらもやっていることは楽しくもあり、辛くもあり。
『嗚呼、これぞ我が人生』ってとこですかね。

ええと、ストレスを解消させるのは人それぞれでしょうけど、僕の場合は・・・・何もないなぁ・・・
映画はしばらく観てませんねぇ。
TVさえほとんど観てません。
本はそこそこ読んでる。
面白いのもいくつかあったけど、ここに書く気力はないなぁ。。。
そう言えば、今日買った本はよく考えたら一度読んだことがあるやつだった。
ま、内容を覚えてないからいいけど。

買い物をすると少しだけいい気分になれるかな。
ノートPCを新しくしたのと、液晶ディスプレイとグラボも買ったな。
キーボードがぶっ壊れたんで、これも新しいのを買った。

昨日はipodを買った。
持ってるはずなんだけど・・・失くしちゃった。
いまのデザインは真四角になっちゃったんだなぁ、けど安いからいいかぁ。
ついでにイヤホンとか小物を少し。

そうそう、今日から函館に来てる。
函館は初めて来たから、せめて晩飯に美味いもんでも食うかと出かけたんだけど、道に迷って帰ってきた。
結局、今日の晩飯はコンビニで買った弁当だ。
一人だと外で飯食うの嫌いなんだよな。

もう11月中旬まで予定が詰まってる。
おまけに次月は台湾へ行かないといけない。
忙しい。
忙しいけど、引退して何もやることがなくなったらどうしよう。


何書いていいか分からなくなった。
大して面白くもないか。
何人が覚えているか分からないけど、『生きてる』ってことだけだけでいいかな。



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何かがおかしい、なにかが。

夏だ薄着だ透けブラだ!
本格的なオトコの季節がいよいよやって参りました。
だが、おかしい・・・何かがおかしい。
オレは一体どうしちゃったんだろうなぁ。

女の子といえば自他共に認める巨乳派。
やっぱ、こうなんて言うんですかねぇ、あのちょっと少し下がった感がなんとも・・・・
うむ、巨乳歴おそらく35年くらい。
小学校の頃の好きなアイドルは、榊原郁恵と河合奈保子と柏原芳恵だ。

だがしかし、最近あることに気が付いた。
違うんだ、違うんだよ巨乳を見てもトキめかないのん。
いや、好きだけど、そりゃ好きだけど。
なんか違うんだなー
顔立ちが割とハッキリしてて巨乳でちょっとムチムチが割と好きだったんですが。

どうもこの頃冷静になって考えてみると、そういう好みじゃないらしい。
どちらかといえば薄口の、どうも貧乳の、そして痩せたか細い感じが妙にそそられるね。
電車の中でも街を歩いていても、そういう感じの子を目で追っちゃうんだな。
いや、世間のオトコどもの9割はそういう目で見てると思うよ。

一体、自分の中で何があったんだろう。
そしてついに大体35年くらいの巨乳派にオレは別れを告げたよ。
誰にも聞かれてないけど。
オレの中で何かが終わった夏だ。
さようなら。
そしてこんにちは。
明日から貧乳派として頑張るから、君たちも頑張ってくれたまえ。
そんな42歳の夏だ・・・・・

ふぅ・・・・
そういえばこんな邦題の映画ありましたっけねぇ。
古いですけど、リチャード・ドレイファス主演ですけど面白かった記憶があります。
決して、「海原のるか・そるか」とかじゃないですから。

映画の話はさておき、昨日から台湾に来ています。
もう8回目になりますが、どこにも観光に行ったことがありません。
あ、違う。
観光に行ったことがないってことを書きたかったんじゃなかった。

一人で海外出張に来るのは今回が2回目です。
前回から1ヵ月半ほど経過していますが、一向に英語力が向上していませんでした・・・・
もう悲しくなるくらい話しが微妙に食い違ってる。
久しぶりに泣きたくなったな。
泣いていいかな?ねぇ、泣いてもいいかなぁ?

大よその意味は理解できるので、大きく食い違うことはないけれど、小さな食い違いって結構痛いんだよなぁ。
一人で来なくちゃいけなくなったのは、まぁ会社の事情なんですけど。
ずいぶんひどい扱いだよな。
会社にいる連中は、台湾に行くとなったらここぞとばかりに色んな注文をつけてくる。
まぁ、それはいいとしても、あまりにも外の世界のことを知らなさ過ぎて哀れになるくらいだ。

一つだけ強調しておくけど、この2回の出張は命令されて来たんじゃないからな。
だって来ないといけないもんは来ないといけない。
「じゃ、ちょっと来週に台湾行ってきますわ」って感じだね。

そんな僕ですけど、1時間ほど前まで値段のネゴをね。
してましたよ、飯食って帰ってきてからホテルのラウンジでコーヒー飲みながら。
3時間近くかけてまとめた内容のメモを読み返してみると、これ日本語だったら20分くらいで終わるかなぁ・・・
そもそもオレ営業じゃないのに・・・・・・・・・・
いいのかオレに任せて!
でも、日本に帰ってきたら内容にケチつけるんだろう!
やってらんねーよ。

そんな感じですが、交渉しているのは台湾の人です。
台湾の人は親切ですね。
「いまは赤字だけど、台湾人は日本人が好きだからやってるんだよー」
いいのか、それで・・・・いや薄々知ってたけどさ。
「まぁ、他に儲けてるしさぁ、ほら地震もあったじゃん!だから協力するよー」
いやぁ、ありがたいけどさぁ・・・・・

たどたどしいオレの英語を聞きながら、二人でコーヒーを2杯ずつ。
所要時間約3時間。
ま、前日の夕方も3時間くらい話してたんだけど。
文法も、主語も、過去形なのか現在形なのか、もうぐっちゃぐちゃ。
それでもじっと真剣にビジネスの話しに付き合ってくれる。
まぁ、いい友達に巡り合えたなぁ。
「あ、こいつ絶対半分くらいしか分かってねぇーよ」とか思われてると思うけど。
「まぁ、いいじゃねーか、俺達友達だろ?」と言われながら。

嗚呼、あんたが妙齢の女性だったらよかったのに!

人生の所々で友達というべき人たちに助けられる。
数えるくらいしかいないんだけど、何かお返ししなくちゃね。
それが男ばっかりってのは、やっぱり神様はよく見てる。


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さて、怒涛のGWが終わってまた日常に戻ってきました。
10連休のGW中につくづく思ったことは、「何かしてないとヤバイ」。
時間があり過ぎるってのもダメみたいです。
このまま何ヶ月も過ごしていくと、きっと人間がダメになってしまう・・・・・
そう思えるほどの体たらくで、こりゃ絶対オンナにはモテないなと再確認できてしまうんです。
あぁ、そんな休みも終わってしまうと・・・・・残念です・・・・・

GW明けの今週は、今日から現場に来ています。
連休明けのリハビリとしてはちょうどいいかな。
なんせこの時間にこれを書いているということは、もうホテルに戻ってきているってことですよ。
ここは山梨県甲府市。
山梨ってほとんど来たことないからなぁ。
これはきっとアレじゃね?
もうブドウ食うしかないよね。
ブドウは一体どこで手に入るんだろうかしらねぇ。

問題は、明日からずっと雨なんだが・・・・・
いないといけないのか、帰った方がいいのか・・・・
とりあえずは明日の朝は7時半に集合だ。
明日のことは明日決めよう。

さて、飲みに行くのに17時半の約束か。
それまで何してようかなぁ、一眠りしておくかぁ。
結局、GWが半分続いているみたいなものでリハビリにはちょうどいいかな。

Coffee&Cigarettes


ここ最近、目が回るほど忙しい。
そういえば本もあんまり読んでないし、映画なんて観てないよなぁ。
ただただ悪戦苦闘といいますか。
ちょとここらで一休みしたいなぁ。

昨日から台湾からのお客さんが来ておりました。
いまは外国からの観光客も減っているというのに、彼はそんなこと気にもかけない。
その心意気やよし、ビジネスだからなのか親日だからなのか、それとも気にしない性格なのか。
国は違っても相通じるものはあるんですね。
ウマが合うっていうやつですかね。

4月からは諸事情がありまして、一人で海外出張に行くことになりました。
実際に2週間ほど前に台湾に行ってきたんです。
もう7回目ですが、初めて一人で。
会話は英語です。
当然、いままで喋ってませんよ、ずっと通訳として英語が分かる人と一緒に行ってましたから。
結論から言うと、なんとかなるもんです。
出発前に少し勉強し直しましたが、もう頭の中に入ってきませんね。
レベルでいうと中学校2年生くらいしかない。
それでも一人で行くとなると、なんとかコミュニケーションを取ろうとするもんです。
何回確認しても、やっぱり一人ですから。
お互い英語が母国語じゃないのがよかったのかも知れません。
「心配しなくても、お前の言っていることはなんとなく分かる」と言われましたから。

台北の空港に降り立ったときは実に心細いものでしたが、まぁ慣れと恐ろしいもんです。
たどたどしくも段々と会話を試みるわけです。
何しに言ったかって?
そりゃ、仕事ですよ。
だから、ありったけの英語を並べ立てて仕事の打ち合わせをね、一応やるわけですよ。
帰り際に彼が僕に言った。
「ところで、◯◯の△△のビジネスについて興味はないか?」
お、そりゃ面白いかも知れないぞ。

もうひとつ苦労するのがメールのやり取りです。
当然送ってきやがりますよ、英語でね。
返事は返さないといけないよね、英語でね。
ここでまた知ってるだけの単語を並べて・・・・という訳にはいかない・・・
そういうときはGoogle翻訳にお世話になります。
ほんと、あれは助かるなぁ。今度何か送っとこうかなってくらい感謝してる。
読むのも書くのも、一度翻訳させてちょっと考えてみる・・・・・・うん、多分こうだろう!
これで意思の疎通は出来るけれど、如何せん時間がかかるよ。

今回の来日は、彼が帰り際に言った◯◯のビジネスについて詳しく話しを聞くためです。
サンプルやらカタログやらを持ってきてもらって、今日は朝から夕方まで打ち合わせです。
(今日の打ち合わせには、さすがに英語を解する人がちゃんと同席してました)
話しを聞いてみると、意外なことに『それ面白そうだからやってみよう』ということに。
いや、まぁ嬉しかったね。
きっと彼も嬉しいに違いないよね。
新しいビジネスの始まりだ。

昨日は事前の打ち合わせと称して東京駅近くで飲んだ。
今日は有意義な打ち合わせを祝してまた飲んだ。

彼がしみじみと言った。
『俺・・・ほんとは君に◯◯の△△と言ったんだよ』
「だよな、◯◯がこんなにうまくスタートできるとは思わなかったよね」
『いや、違うんだ。。。』
「大丈夫、心配するな◯◯はきっと上手くいくヨ!」
『違う違う、◯○じゃないよ、◯◯の△△だから。△△の部分はどこ行っちゃったんだよ??』
「え?同じだろ?」
『違う違う、◯◯そのものじゃないんだ。◯◯に付随する△△の部分のことを言いたかったの。これは君の誤訳なんだよ』
「・・・・・・・え・・・いまさら言うなよ・・・・・・」

そうなんです。
最初からお互い食い違ってるんですよ。
僕は◯◯と△△は別のもので、2つのアイテムだと思ってた。
だから彼に◯◯についての資料をずっと請求していたんです。
(△△の打ち合わせもしましたよ。◯◯とは別のものとして・・)
◯◯単独と◯◯の△△とは別物ですね。△△とも別物で2つを切り離すと少し違ったものになっちゃう。
それならメールで指摘してくれればいいのに・・・・
彼も、これは意味が通じてなかったなと思いつつも、こちらに要求に答えようと台湾国内のメーカーを駆けずり回って資料を集めて来日してきた。

そっかー
でも、まぁよかったじゃないか、うまく行きそうだから。
そうなると、この件の橋渡し役をやったのは僕だな。
うん、そうだお前だ、お前のせいだ。ちゃんと最後までフォローしろよな。
これまた拙い英語で・・・・うん、だから誤訳から始まったけど、最終的には成功したと思うんだ。
多分だけど。

お互い酒はあんまり飲まないから、最後はコーヒーを飲みながら話して別れた。
次は5月に行くんだよな。
いや、まて5月でいいはずだぞ・・・・いや、まさか来るのか・・・・行くんだっけ・・・・

Coffee&Cigarettes

俺たちに明日はないな。

いや、正確には“俺”だけか。
好きな人ができた。
だからって、だから何なのさ。
こればっかりはどうしようもない。
何が始まるわけでも、何が起こるわけでもないよ。
それでも・・・それでも、と思う自分は一体・・・
仕方ないよ、無理だもの。
もう、そういう気持ちになったのは20年ぶりか。
あぁ、いい年してって、じゃあオレはどうすりゃよかったんだ。
うん、そうだ。
やっぱりそうだな。
俺たちに明日はない。

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相変わらず本を読んでいますよ。

こっちはすっかり放ったらかしですけど。

映画は確かにいいんですけど、そういえばすっかり映画を観なくなったなぁ。

いま楽しみなのは『ザ・パシフィック』くらいですかね。
ザ・パシフィック
録画してるだけでまだ観てませんけど・・・・

本は手軽でいいですね、本を開けばどこでも自分世界がそこに出来るから。

もともと好きだった海外ミステリに加えて、ずっと若い頃に好きだったSF熱がいままた盛り上がってきています。

そういえば先日はジェイムズ・P・ホーガン氏が亡くなりました。

改めて読んでいこうかしらん、と『プロテウス・オペレーション』を一気に読みました。

やっぱり面白い。

いまや古典となりつつある『星を継ぐもの』も読もうかな。

本を開くと、その世界が自分の目の前にばっと拡がる。

やめられないよね。



Coffee&Cigarettes



あんまり暇だったので、久しぶりに映画を観ました。
ストーリーを終わりから始まりへ、時系列を逆向きに映し出していくという斬新な形式です。
なんとなく面白そうだと借りた1本なんですが。

『前向性健忘(発症以前の記憶はあるものの、それ以降は数分前の出来事さえ忘れてしまう症状)という記憶障害に見舞われた男が、最愛の妻を殺した犯人を追う 異色サスペンス。ロサンジェルスで保険の調査員をしていたレナード。ある日、何者かが家に侵入し、妻がレイプされたうえ殺害されてしまう。その光景を目撃 してしまったレナードはショックで前向性健忘となってしまう。彼は記憶を消さないためポラロイドにメモを書き、体にタトゥーを刻みながら犯人の手掛かりを 追っていく……。 』

相変わらず、キャリー=アン・モスはいい女だなぁ、などど感心してる場合じゃないな。

この映画の評価は真っ二つに分かれると思うけど、たぶん一度観ただけでは分からないんじゃないだろうか。
10分間しか記憶が持たない主人公。
うむ、面白い。
記憶が続かない彼は、重要なことはポラロイド写真に撮影してメモを裏書している。
もっと重要なことは体中に刺青をする、忘れてしまわないように。
そんな彼が追っているのは、妻をレイプして殺した犯人なのだが・・・

しかし10分しか記憶が持たないうことは、いくら出来事をメモしているといっても、その時の状況やそこへ至った道のりまでは分からないわけだ。
あるのは数行のコメントだけ。
“流れ”が分からないということは、相当な恐怖だな。
あるのは細切れの事実のみ。
それだって本当の事実かどうか検証のしようがない。
もがく主人公。
進む物語。(この場合は時間軸で逆行だけど)

あとからジワジワくる映画ですね。
数回観れば、観た回数だけの解釈が成り立つ。
何が本当の記憶で、何がそうじゃないのか。
そもそも元々の出来事は本当にあった・・・?

なるほど面白い作品です。

惜しむらくは、これを小説として読みたかったなぁ。
チビるくらい面白いだろうに。
観た人の数だけストーリーがある。


Coffee&Cigarettes
読み出すと止まりません。
これまでにも夢中になってむさぼり読んだミステリはいくつかある。
でも、これは間違いなく3本の指に入ります。
とにかく面白い、の一言に尽きる。

『少年ジョニーの人生はある事件を境に一変した。優しい両親と瓜二つのふたごの妹アリッサと平穏に暮らす幸福の日々が、妹の誘拐によって突如失われたの だ。 その後まもなく父が謎の失踪を遂げ、母は薬物に溺れるように……。少年の家族は完全に崩壊した。だが彼はくじけない。ただひたすら家族の再生を信じ、親友 と共に妹の行方を探し続ける。』

作者のジョン・ハートを読むのは、これが3作品目となります。
【キングの死】、【川は静かに流れ】に続くこの作品もまた主要なテーマに“家族(の崩壊と再生)”を据えています。
主人公のジョニーが健気です。
妹が行方不明になって1年が経過し、誰もが半ば諦めている中で、子供ながら妹を探し続けています。
父親も罪悪感に耐えかねて失踪。(本来ならば迎えに行くはずだったんです)
ひとり残った母親は現実逃避から、酒と薬に溺れるようになっています。
そんな状態の美人の彼女を狙う悪い男がひとり。
たった13歳のジョニーの不屈の精神には、読んでいて応援したくなる。
子供でもタフなんだよなぁ。

それに刑事のハントがいいですね。
彼もまた誘拐事件を解決できず、そしてジョニーの家族が崩壊していくのを見ている事しかできない。
事件に取りつかれ、事件にのめり込み過ぎ、そのことで彼の妻は家を出ていってしまう。
ハントもまた、事件によって家庭が崩壊してしまっています。
それでも事件解決に執念を燃やすのは、分かる気がする。

この二人の視線から見て物語は進んでいきますが、脱獄囚フリーマントルの役どころが重要です。
巨漢の脱獄囚がどう物語に絡んでいくのか・・・

ストーリーは読んでいて飽きさせません。
ひとつが明らかになったかと思うと、またすぐ次の謎が。
上手いですね。
絶対オススメです。

“家族”だからこそ、心の奥に巣食う闇は深いのかもしれません。


Coffee&Cigarettes

ラスト・チャイルド
The Last Child
ジョン・ハート(著)
東野さやか(訳)
(ハヤカワ・ミステリ文庫 840円)
★★★★★

4,5月のハヤカワから出てる文庫はどれも当たりなんだよなー