日曜。
雨。
AM10時。
いつものように襖を開けると、視界にいきなりセーヤが飛び込んで来た。
目の前のソファー。
左足を背もたれに引っ掛け、右足は床という、何とも突っ込み所満載の大開脚で、爆睡しているセーヤ。
どうやら夕べは、ここに泊まったらしい。
そんなセーヤの眠る、鋭角上にあるソファーには。
胡坐を組んでタバコを吸いながら、漫画雑誌を読むすばる。
今日もあたしは、すばるが大好きだ。
AM11時。
セーヤ起床。
セーヤ起床。
広げられたすばるの足の間に入り、すばると一緒に漫画を読むあたしに目を向けるも、特に反応無し。
ダルそうに身体を起こすと「俺の洗面用具どこに置いたっけ」なんて独り言を言いながら、部屋を出て行く。
ダルそうに身体を起こすと「俺の洗面用具どこに置いたっけ」なんて独り言を言いながら、部屋を出て行く。
すばるの家にちょくちょく泊まるようになってから、あたしの洗面用具もちゃんとこの家に置いてある。
ヨシキさんが買って来てくれた。
「パンツも置いとけパンツも」と何度かすばるに言われたけど、さすがにそれは遠慮してる。
ヨシキさんが買って来てくれた。
「パンツも置いとけパンツも」と何度かすばるに言われたけど、さすがにそれは遠慮してる。
「どーせ脱がされんだから必要ねェじゃん、なぁひなちゃん」
その会話を聞いてたセーヤに茶化されたけど。
真っ赤な顔で俯いたまま言われても、ちーっともどうって事なかったわ~。
真っ赤な顔で俯いたまま言われても、ちーっともどうって事なかったわ~。
PM12時。
「腹減った~」と喚き続けるセーヤの声に、良い加減ウンザリし始めた頃。
あたしをここへ送ってくれたまま、どこへ行ってたのかわからないヨシキさんが、お昼のお弁当を買って来てくれた。
4人でお弁当を食べた。
ヨシキさんとセーヤは、あたしには全然理解不能な車の話で盛り上がり。
あたしは突然「手首が痛ェ」なんて言い始めたすばるのために、久々に親鳥を務めた。
「良いなぁ。俺も誰か食わせてくんねェかなぁ」
あたしとすばるの様子を眺め、爽やかにそう言ったヨシキさんの口元に。
セーヤが割り箸で摘んだ唐揚げを差し出し、望み通りグーのゲンコツを食らった。
「腹減った~」と喚き続けるセーヤの声に、良い加減ウンザリし始めた頃。
あたしをここへ送ってくれたまま、どこへ行ってたのかわからないヨシキさんが、お昼のお弁当を買って来てくれた。
4人でお弁当を食べた。
ヨシキさんとセーヤは、あたしには全然理解不能な車の話で盛り上がり。
あたしは突然「手首が痛ェ」なんて言い始めたすばるのために、久々に親鳥を務めた。
「良いなぁ。俺も誰か食わせてくんねェかなぁ」
あたしとすばるの様子を眺め、爽やかにそう言ったヨシキさんの口元に。
セーヤが割り箸で摘んだ唐揚げを差し出し、望み通りグーのゲンコツを食らった。
PM1時。
お弁当を食べ終わったあたしたちは、4人でゲームをした。
今日は人生ゲームじゃなくて、沈没ゲームだった。
またしても、お弁当部隊の部屋にあったらしいゲームだ。
お弁当を食べ終わったあたしたちは、4人でゲームをした。
今日は人生ゲームじゃなくて、沈没ゲームだった。
またしても、お弁当部隊の部屋にあったらしいゲームだ。
セーヤの激しいくしゃみの所為で、3回ほどゲームがめちゃくちゃになった。
イライラしたすばるの所為で、ゲーム板にヒビが入った。
イライラしたすばるの所為で、ゲーム板にヒビが入った。
その度にあたしとヨシキさんは、コロコロと部屋中に転がるボールを探しては拾い、最終的に3つほどボールが行方不明になった。
お弁当部隊に気付かれない内に、ひっそりとゲームは部屋に戻された。
結局、人生ゲームになった。
今回は我慢して結婚しないと断言したセーヤは、誰もがゴールする頃になってもスタート地点で一人モタ付き、誰もがゴールした後になっても「一回休み」が8連続した。
一人なのに。
一人なのにも関わらず。
一人なのに。
一人なのにも関わらず。
やっぱりセーヤは、今後絶対結婚する事に決めたらしい。
頑張れば良いと思う。
頑張れば良いと思う。
PM3時が近付く頃、すばるがベッドに乗っかった。
まるでそれが合図のように、ヨシキさんとセーヤが部屋から出て行った。
まるでそれが合図のように、ヨシキさんとセーヤが部屋から出て行った。
「来いよ」
人生ゲームの後片付けをするあたしに、後ろから声が掛けられる。
それは、お昼寝の号令。