ある種の金は小さいほど高いですよ知ってた?③
ふたつめのエビデンスです。東京都区部の官公庁オークションで10gの金のバー3つで30gいくらで落札されたと思いますか?209,000円です。1gあたり6,966円ということになります。その当時の金価格は1g6,050円ほど。相場観から考えると915円×30g=+27,450どうしてこのくらい高くなるのかというと、このくらいサイズにする加工賃はかなり高額になります。金業界の相場は以下のとおりです。加工業の観点で金1kgから考えてみましょう。1kgを分割する際、500㌘未満300㌘、200㌘、100㌘までは、1つに付きバーチャージ料16,500円が平均てす。100㌘未満になるとこれ以上に割高になり20,000前後まで上がります。1kgから10gを取り出すのにかかる加工賃(小売りベース)は1000 → 100 → 10 +16,500 +19,800最短での仕上がりでも+36,000余りかかりますので、オークションでは少し安く買えた計算になるくらいです。といっても最短での分割加工費でです。金の積立というのはよくある商品ですが、少ない量を素人が買うというのは無理があるのです。だから、30gとはいえ21万程度の支払が生じるので大量に金を安値圏で仕入れている業者が、そのときの時価で素人に小売りするのです。金はこの先、大幅下落することがない商品なので「ドルコスト平均法」ほどの価値は生み出しません。「早く買った人」が勝者です。業者選びももちろん重要です。機になる方は連絡ください。概要は教えます。