昨日に引き続いて、IB証券のツールであるTWSでの両替作業の続きからです。
両替するときには手数料がかかります。
IB証券の口座内での両替はほぼタダです。
200円~数百円です。
額によってちがうかもしれませんが、
10万やそこら両替するならどの通貨に両替してもその程度です。
まずは TWS のクラシック画面を開きます。
画面の下の方にクラシックと書かれたタブがあるのでそれを押すのです。
次に一番左の列でダブルクリックをして両替したい通貨ペアを入力します。
例)HKD.AUD
JPY.USD
ドットで2通貨をつなげるこの入力方法がベーシックな形となっています。
HKD.AUDはあっても、AUD.HKDはないので注意です。
左が基準の通貨になります。
両替するときには、基本的に「成り行き」で注文します。
買い(または売り)注文の条件で
「MKT」を選択、次に両替「FXCONV 」に設定します。
LMTや%スプレッドなど、約定金額の向上を見込める条件もありますが、
レバレッジのきいたFX取引をするわけではないので、
両替のときには気にする必要はないかと思います。
口座に余裕資金を5%おいて、後は必要な金額を買い(または売り)注文を入れます。
例)5300HKDをAUDに替えたい
①
基準通貨が JPY になっている場合は、手数料が円で支払われることになるので
最初に手数料分を円に両替します。
HKD.JPY
売り注文 で数量のところの25Kなどの表示を削除して300と入力
「MKT」、「FXCONV」で注文。
1時間かそれ以上後に約定。
②
残りの5000HKDをAUDに替えます。
HKD.AUD
売り注文で
で数量のところの25Kなどの表示を削除して970と入力
「MKT」、「FXCONV」で注文。
1時間かそれ以上後に約定。
この作業の解説者です。
1AUD=約5.15HKDなので電卓をたたいてAUDでいくらになるかを計算してから数量を入力。
この場合、5000÷5.15=970程度です。
香港ドルを完全には両替できません必ず端数が残りますこれは仕方がありません。
「2500 US ドル未満なのでうんぬん」と
エラーが出ますが黄色い画面ならばそのまま OK を押して進んでいいです。
赤い画面が出たらそれ以上進めませんので何らかの数字のミスがあります。
IB証券の両替は大変ですけど根気よくトライしてみましょう。