昨夜、仕事が終わってから経産省前のテントにかけつけた。
到着したころには19時を回っていた。
テントはあった!!!!
テントの中に入ると、福島から女達も来ていた。
私はこたつに招き入れていただくやいなや、紙コップにワインが注がれた。
『かんぱ~い♫』
テントがここに在る。祝杯だ。
24日からこの数日間、枝野氏のところには抗議や反対の声が殺到したことだろう。
また、日中はテントに750人もの人々が集まり、テントを見守った。
この行動を政府は、枝野氏は、どのように受け止めたのだろうか。
ある女性が言った『みんなが集まって盛り上がる時には、政府はいつだって手をださないんだ。そして、人がす~っと引いた時に、やってくるんだよ。今までだってそう。人間の鎖のときも、女達の座り込みの時も。また今回も人が少なくなった時を狙っているんだよ。』
気を抜いてはいけない。
何か有れば、どうかすぐに駆けつけられる人たちがテントを守りに行って欲しい。みんな集まるはずだから。
テントの中では祝杯をあげながら、311の郡山デモの打ち合わせに入る。
郡山デモも諸処問題点がありそうだが、市民参加者も妥協して参画するようだ。
主催の考えやスタンスが違うと、大きくベクトルがずれる。
311の前日に市民参加者達で、リベンジの集会をするようだ。
310にイベントを企画しているので、311に参加する都内の方々は要チェックして欲しい。
都内からもバスが出るようだが、311だけにターゲットを絞らず、310の市民の活動にも参加するツアーとして欲しいと願う。
この件に関しては今後も情報提供したいと思う。
テントの外では、いつしか歌声が聞こえる。
ギターを弾き語る男性。
周りをとりかこんで、口ずさむ仲間。
穏やかな気分に包まれながら22時 テントをあとにしました。
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経産省前テント、経産相が立ち退き要請 強制排除はせず(朝日新聞 福山崇)
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「脱原発」を求める市民団体らが東京・霞が関にある経済産業省の玄関脇の国有地にテントを張り、4カ月以上にわたって署名集めなどをしている。ぼや騒ぎなどもあり、枝野幸男経産相は24日の記者会見で自主的な立ち退きを求めた。
団体は「経産省前テントひろば」で、昨年9月11日にテントを設置した。メンバーが交代で寝泊まりしながら脱原発や福島県民への補償を訴え、約1万5千人の署名を集めたという。
経産省は口頭で退去を求めてきたが、強制的な排除には踏み切っていない。しかし、昨年末にガソリン式発電機でぼや騒ぎが起きたのを受け、枝野氏は24日の会見で「主張や活動内容はともかく、火気の使用など危険な行為は放置できない」と話し、経産省は初めて文書で退去を求めた。
一方で、枝野氏は「原発については国民の様々な意見がある」とも言い、「(退去要請は)苦渋の判断だ」と述べた。18日に経産省であった原発再稼働の意見聴取会では、脱原発を訴える市民らが会議室を占拠した。この時も枝野氏は「心情的には原発の再稼働は限りなく慎重にという主張にかなり近い」と語っていた。(朝日新聞 福山崇)