私が初めて働きだしたのは20歳の時でした
高校時代から衛生看護科に入学し5年。
卒業と同時に社会人として働く事になりました。
それまではバイト経験も無く、初めて「働く」経験に不安を感じていました
これは、そんな私が初めて働く中で出会った人によって
人間不信にまで追い込まれた話です・・・
慣れない新社会生活
超人見知りで口下手な私
勇気を出して頑張った挨拶
でも周囲の反応は薄く・・・
まあ、仕事に来てるんだし
友達作りでもないんだし・・・
妙に納得させている自分がいました
もうすでにグループ化されていて
人見知りの私が
いきなり声をかけるのは
かなり敷居が高いというか・・・
しばらくは仕事以外
誰とも話すことなく
過ごす日々
そんなある日
いつものように他のスタッフは食堂へ
お弁当持参の私は一人で詰所裏で過ごしていました
その時
私に声をかけてくれたのが
B山さんでした
B山さんは病気で長く休んでいたようで
この日
はじめて会ったような気がします
第一印象は化粧は厚めだけど
ふくよかで笑顔が似合う
優しい人でした
はじめて気軽に話してくれた同僚
嬉しくて・・・
彼女はその後も気さくに話をしてくれました
初めて気軽に話せる同僚・・・
まさか彼女が
人間不信の原因になる人だとは
この時は思いもしませんでした・・・
【続きます】