長年働いていると、いろいろな人と出会う機会が増えます
その中での自分の気持ちをコントロールするのが苦手なのか、
「物を投げつける人」がいました
私の看護師時代の中でも特に印象に残る3人の職員たち
■看護師Aさん
当時50代後半
体格は良く、声も大きい。
食欲旺盛でいつもパワー全開。
ただ、新人いびりは酷かった
大人しくしているといつまでもいびられる
が、反撃されると手のひらを返したように寄ってくる
■介護Bさん
当時50代後半
細身で常にミニスカートをはいていて気は若い人
気分屋で分単位で気分が変わる
機嫌の良い時はいいが、何が気に入らないのかわからないくらい豹変する
常に声を荒げていた印象
■介護Cさん
当時30代前半
美人だが起こると怖い
顔立ちに似合わず言葉が荒い
よく気が利くタイプのため、他人の仕事ぶりが気になる
若いが誰に対してもはっきり物を言うタイプ
3人に共通するのは
「ヒステリー」気質だという事。
介護Bさんの場合
ある日、突然、休憩室に入って来たBさん
何を思ったのか怒りの表情で
「あ~~~!ほんとイライラする!」
と、言ったかと思うと詰所に置いてある備品の目覚まし時計を手に取り、
思いっきり他のスタッフが囲っていたテーブルに投げつけた
投げつけられた時計は見事に砕け散り・・・
その場に居たスタッフたちは静まり返った・・・
そして、怒りがまだ収まらないというように詰所を出て行くBさん。
「なんか、イライラしたんだろうね・・・」
またかと言うように、時計を片付けながら同僚達
誰も理由を聞かないので何にイライラしたのか今でも不明だが・・・
介護Cさんの場合
仕事をテキパキこなすCさん
そこは評価に値するところだが・・・
ただ、気性が激しい
入浴介助で一緒に組んだ時
いきなり、洗面器を目の前の私に投げつけ
「早く背中流して!」
と、どなるように言う。
まあ、入浴介助は時間も限られる業務だし、疲れるしでイライラしたのだろう
が、いきなり洗面器を投げつけられてもな~
当時彼女より年上だった私だが・・・
看護Aさんの場合
そして、同僚であるAさん
この人がとにかく新人いびりが激しい・・
当時異動になったばかりの私とシーツ交換を組んだ時。
いきなりシーツを投げつけ
「さっさとしなさいよ!」
と、怒鳴り散らされた。
ほとんど話したことが無かった時期。
体も大きい彼女は威圧感があって怖かったですね・・・
しばらくは、かなり辛く当たられましたが・・・
あまりに理不尽な仕打ちに言い返した事がありました
それからは不思議なくらい、何も言わなくなりました
反撃されるとひるむタイプだったようですね
対処方法は?
まあ、個性豊かな人たちでしたが・・・
対処方法は
そうです、相手にしないことです
どうせ話し合いにもならない人たちです。
自分の思いを伝えたところで逆恨みこそされ改善は難しいでしょうね・・・
まあ、私生活で付き合うわけでもないので、相手にしないのが一番だと思いました
酷すぎる時は、信頼できる上司に相談するのも一つの方法だとは思いますが・・・
そういえば先日の夕方の情報番組で「ストレス発散」の方法について流れていました。
紙に「不満やストレス」を書いてぐちゃぐちゃに丸めてゴミ箱に投げ入れる。
それだけで、ストレスが緩和されるという情報でした。
じゃあ、彼女たちにとって私たちはゴミ箱の役割を果たしていたのかもしれませんね
だって、誰も話しかけなかったから
とにかく、仕事の上での人間関係は難しいと思いました
今はチームで働くより一人でコツコツ働ければといつも思っていますが・・・
どこに行っても人間関係は多少あるので、
「こんな人もいるのだと」わかり、
いい経験をさせてもらったと考えるようにしています