前回、転職した義妹の話の続きです
謎のマウントを取られてからも、
「あの人」はとにかく義妹に当たりが強かったようで・・・
しかも、口調は常にどなり声
普通にしゃべれないのかと思うくらい、叫んでいたそうです。
業務の事でも常に義妹に責任をなすりつけ、
自分の勘違いや、ミスすらも義妹のせいにしていたようです
義妹も入ったばかりの新人。
理不尽だと思いながらも、耐えていたそうです
が、もともと痩せている義妹。
食欲もなくなり、徐々に痩せていき、顔色も悪く、
体調も悪くなっていったようですが、頑張って休むことなく仕事にいったようです。
そんな、義妹を見て、ある日、
責任者の男性が義妹と話し合いをしたようで・・・
義妹も、責任者が見るに見かねて
「あの人」を注意してくれるのだと内心喜んだようだが
責任者から出た言葉は義妹を裏切るような発言
「あの人はああいうタイプだから誤解されやすいんですよ」
と、第一声。
「口は悪いけど、根は良い人なんですよ。付き合っていけばわかると思いますよ」
なおも続ける責任者。
「あの人はここで一番長いし、仕事もできるし、教わる事も多いと思いますよ」
次々に「あの人」を擁護する責任者。
「根は良い?どこが?男と女で態度使い分けてるのがわからんのか?」
と、心の中で義妹
「根が良いどころか、もう腐っとるわ!」
なおも心の中で義妹
結局、新人の自分よりベテランを守りたいだけだと思った義妹は「退職」を決意
それから1か月後退職する旨を伝えると責任者は引き留めたが義妹は
「これ以上は我慢できません」
それから義妹が辞めるまで、
相変わらず「あの人」の理不尽な態度は変わらなかったが、
もう辞めると決めると我慢できたそうだ
周囲の人たちも
「あの人のせいで看護師さんがすぐに辞めるし、応募しても来ないのよね・・・」
と、義妹に話して来たらしい。
みんなわかっているが、
責任者ですら頭があがらない「あの人」がいるかぎり、出入りの激しい職場になりそうです。
「まあ、辞める私には関係ないけどね」
と、義妹。
どこにでも必ず出てくるラスボスのような同僚
うまく合わせられる人は辞めずに務めているようだが、義妹はそれが出来ないタイプ。
確かに自分の体を壊してまでしがみつくことも無いかもと思いました。
時には「逃げる」事も必要かもしれませんね。