通知表の備考欄と聞いて、一番に思い出したのは夫の「通知表」
それは、小学校5年生の通知表だったが・・・
備考欄に、たった一言
「無口」
と、だけ書かれていた。
自分の事ではなかったけど、
何故か怒りにも似た悲しさがこみあげてきた。
当の本人である、夫はお気楽に
「確かに無口だったかもしれんな~」
と、妙に納得している。
が、もしこれが我が子の通知表に書かれていたら・・・
もっと、他に書きようがあるのでは?
「消極的」でも「おとなしい」でも言葉はたくさんあると思う。
夫は気にしないタイプだったが、
これが繊細なタイプだったら・・・
無口は悪い事ではないと思う。
ただ、口数が少ない、慎重なタイプの人もいるだろう。
でも、たった一言だけしか書けないとは・・・
先生の想像力の無さを感じてしまう。
夫の母親も体が弱く入退院を繰り返していたと聞いている。
兄弟の数も多かった・・・
夫の通知表もろくに見ていないかもしれない。
子供の心は大人が思っている以上に傷つきやすいものだと思う。
特に子供の頃に受けた傷はトラウマになりやすい。
子供に関わるり、教育していく事を職業に選んだ人こそ、
深く考えて欲しいと思う出来事でした。
ちなみに私の通知表は
「忘れ物が多く、落ち着きがない」だったような気がします