給食の思い出を教えて

今の給食は、


食べられない物や食べれる量だけつぎわけて食べる方針だと聞いたことがあります。

 

確かにアレルギーの問題もあるし、どうしても食べられない食材ってありますよね。

 

それを無理やりにでも食べさせると、食に対する恐怖心も出てくるのでは・・・

 

私が小学生の頃。

 

どうしても食べられない食材がありました。

 

それは「鳥の皮」です。

 

あの表面の鳥肌のようなブツブツ、口に入れた時の感触・・・

 

たまらなく嫌いでした。

 

口に入れても、どうしても飲み込むことが出来ず、


吐き気までおこるくらいでした。

 

しかし、当時の給食は


「完食」


が目標みたいなところがあって・・・

 

とにかく全部食べ終わらないと、給食が終わらない。

 

次の授業が始まるまで目の前に給食がおかれている。

 

早くに食べた児童たちは楽しそうに昼休みを過ごしているのに・・・

 

「鳥の皮」が入った給食の日はまさに地獄でした。

 

先生は決して残すことを許しません。

 

残った給食はだんだん冷たくなって、さらにまずさを増していく。

 

残すと先生から怒られるので、


しかたなく口の中に入れてはみるのですが、


どうしても飲み込めない。

 

吐き気で涙が出そうになりながら、次の授業を終え、ようやく放課後。

 

家に帰りつくまで、その気持ちの悪い食材を口に含んだまま無言で歩く。

 

家に帰ってようやく吐き出せた時の安堵感。

 

そんなことがあって、私は給食が大嫌いでした。

 

今、考えても、


あの「お残し禁止」の教育方針には納得できません。

 

ただのわがままと思われるかも知れませんが、


人それぞれ好みがあって当たり前だと思うし・・・

 

今でも当時の先生が鬼のように思えます。

 

食事とは本来、楽しいものだと教えて欲しかったです。

 

今は、そんな極端な方針もないようで、良い世の中になったと思います。

 

 

 

 

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