以前、働いていた精神科病院

 

精神科と言っても病棟によって患者層はかなり違いました。

 

急性期精神科病棟

 

慢性期精神科病棟

 

内科・治療病棟

 

軽度認知症病棟

 

重度認知症病棟

 

終末期病棟

 

病棟だけでも6病棟あり、別に外来、デイケアなどがありました。

 

どこも、それなりに大変な事はありますが

 

やはり精神科病棟以外は身体面のケアが重度で、体力を使う病棟でした。

 

それが原因かはわかりませんが、


精神科から異動になった職員は短期間で退職したり元の病棟に戻ったりしてました。

 

逆はあまりなかったような・・・

 

そういうわけで、かたよりが出てきて・・・

 

本来は精神科は2年、それ以外の病棟は3年で異動だったのですが

 

いつのまにか精神科も、それ以外の病棟も5年以上、中には7年以上もいる職員が増えてきて

 

精神科以外の病棟からは

「体力の限界」と、不満が多くなってきていました。

 

でも、精神科から異動させると辞めてしまう職員が多く、


辞めて欲しくないから異動させない

 

そういう悪循環

 

特に入職者は難しく・・・

 

初めから精神科にすると、次の異動時に辞める人が多く

 

かといって、他の病棟が最初だと数か月もせず退職する例が多い

 

結局、若い体力のある人が精神科で長年働き

 

体力の落ちたベテランが身体ケアの重度な病棟で長年働くことに

 

ベテランたちは

「もうすぐ定年だからいいよ」とあきらめモードで働いている。

 

このベテランたちが定年退職した後、病院はどうなるのか?

 

いつも職員募集状態の病院。

 

多少きつくても魅力あるものがなければ大変だな~と、当時は思っていました。

 

辞めてしまった私にとっては余計なお世話ですが・・・ニヤニヤ