以前働いた精神科病棟の話。
その病院には個性的なドクターが多かった。
その一人である先生。
見た目は背が高く細身だが小顔で手足が長くバランスの良いタイプ。
横わけのやや長めの髪は艶やかでサラサラした髪。
顔立ちは芸能人で言えば三田村邦彦さんに似た感じ。
性格も穏やか
ここまでくれば完璧なドクターのように思われるが行動が変わっていた
まず、夕方、
当直の時、電話をするも通じない。
一時間後ようやく通じたと思えば
「コンビニに行ってました」
と、悪びれもせず答える
当直中は病院を離れないように注意を受けたそうだが、
以後もコンビニへは行っていたらしい
しかし一番困るのは急変時に連絡がつかない事。
急変は夜中が多い。
何度も何度も連絡するが電話に出ない。
まさかコンビニ?と思ったがいくらなんでも深夜に?
しびれを切らした管理当直がドクターの休憩室へ呼びに行った
そして、管理当直と一緒にきたドクターを見てビックリ
なんと白衣の下には
絹のパジャマ
そして足元は
フカフカのスリッパ
いやいや、ここ
ご自宅じゃないですよ
しかも熟睡する気満々でお着換えされてたんですか?
に、しても当直ですよ
いつ出動要請あるかわからないのに・・・
私たちだって、仮眠中はユニホームのまま横になってますけど・・・
医師国家免許をもっているんだから頭は良いと思うけど常識は欠けている。
見た目が良いだけに残念なドクターでした