2月17日

父が亡くなり、お通夜、葬式などあわただしく涙も出ない私。

 

母は泣いてばかり

 

私が喪主となり葬式を執り行った。

 

疲れてはいたが魂が抜けたようで淡々と目の前の手続きを行う。

 

そして忌引き休暇も終え仕事が始まった。

 

仕事をしている間は忘れられる。

 

だんだん落ち着きを取り戻した時ふいに悲しみが襲ってきた。

 

車の中で思いっきり泣いた。

 

外面ばかりよくて暴君で怒りっぽい父。

 

でも不思議と今は時々みせてくれる優しかった頃の父しか思い出せない。

 

働き者だった父


孫を誰よりも可愛がっていた父


その孫が家出した時探し廻ってくれた父


花や野菜を作るのが好きだった父


文句をいいながらも頼めばやってくれた父


そしていつも家族を大切にしてくれた父

 

もっと生きているうちに話がしたかったよ。

 

同居してたのに不思議と話さなかったね。

 

本当に不器用な人だったね。

 

今、書きながらやっとお礼が言える気がしてるよ。

 

「ありがとう お父さん」

 

 

 

 

最後まで長い話にお付き合いくださりありがとうございます。


次回からまたいろいろな話を書いていきます。
よろしくお願いします。