母の病院受診は私が抗がん剤治療後4日の事
元気のない母を車に乗せ、死にそうな顔の私が運転
待ち合い室では母はボーっと座っている
その横で今にも倒れそうな私
どっちが病人かわからない
やっと呼ばれて診察室へ
母は耳も遠くボーっとした表情で先生の質問にも答えられない
前かがみになりながらもなんとか先生の質問に答える私
母はたぶん私の病気が原因で鬱が悪化したのだろうと先生
「まだ薬で自宅で見れる状態だと思うけど」
と、先生は言われたが私の様子を見て
「家族が参ってしまいそうだね。入院の手続きをしましょうか」
先生が神様に見えた瞬間
「はい!お願いします」
即答で答える私
母は何が起こっているのかわからないという感じでボーっとしている。
自分の世話もまともに出来ない私にとっては渡りに舟
とりあえず、これで心配なく治療に専念出来ると思ったのでした。
入院後の母は初日からご飯もしっかり食べて、手のかからない様子だと同僚から教えてもらえました。
あれは何だったのかな
やっぱり、弱ってる私を見るのが辛かったのかもしれないな
入院で離れる事で母にとっては良かったみたいです
次回、AC療法終了