ラスト★
※画像は全てお借りしたものです。
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モーテルに戻り格闘で腫れた顔を冷やしていると…
サムも無事ご帰還。
お互いの顔を見て…
D「お前ひでー顔してるぞ…」
S「………人のこと言えるかっ」
(2人とも乱闘してたからねえ(^。^;)
D「クロコッタだっけ?」
S「ああ」
D「それで蝿が集ってた」
S「だろうな…」
ベッドに腰掛ける2人。
S「残念だったよ…親父じゃなくて…」
D「すっかり面倒かけちまったな…」
(ああ…ディーンが落ち込んでる(´・з・`)
S「いいよ…」
D「少しどうかしてた…」
S「もういいんだ…」
D「…良くない」
S「……」
D「もうすぐ死ぬと思うと…居てもたっても………だから助かるって言葉に飛びついた…」
(ディーーーーン(;_;)
S「…………………」
D「地獄の炎だぞ?永遠に焼かれるなんて…とてもじゃないが……」
S「……ああ」
D「怖いんだよ…すごく怖いんだ…」
いつも男らしいディーンが泣きそうな顔になる。
(…ディーン(’・ω・`)
S「分かるよ…」
D「…………。藁にもすがるってこれだな……バカだろ?最後の足掻きってヤツさ……」
(ディーン……(ノ△T)
S「希望を持って何が悪い?」
D「いや…希望じゃ取引は消せない。土壇場で親父が助けてくれるなんて奇跡は起きないんだ…」
S「…………」
D「人に頼ろうってのも間違いさ…」
(そんな事ないよぉ!頼っていいんだよぉ(;∇;)/
S「………」
D「俺を助けられるのは俺だけ…」
S「……」
D「……」
S「僕もいる」
(そう!サミーもいるっ!!(≧ヘ≦)
力強く何度も肯いてディーンを真っ直ぐに見る。
D「……………………………僕もいる?」
S「…なに?」
D「俺が心の奥底にしまっといたものブチまけてんのにそれだけか?」
(それ以上なんの言葉が欲しいの?これ以上ない愛の告白じゃん(* ̄∇ ̄*)ディーンってば意外と欲しがり(。・ε・。)
S「じゃあ…なんて言えば?」
D「………」
D「もうシラケた」
そう言ってテレビをつけるディーン。
(照れ隠しバレバレ(^w^)
D「ツマんねえ奴」
可笑しそうに笑いあう2人…。
そしてサムにもビールを渡し…
何となくかかっていた番組を見ながらビールを飲む2人。
兄弟で過ごすなんでもない一時だった。