このジュース(スムージー)とても美味しいです。

昔、デパートの地下にあった生ジュース屋を思い出しました。

子どもの頃の買い物帰りの最高のご馳走でした。

 

 

一番好きだったのはメロン。

次はイチゴ。

そのほかは記憶にありません(笑)

 

 

私が大きくなってからは

自動販売機の缶ジュースを買うと

母からは非難されました。

そんなの自販機で買うなんてもったいないと。

 

 

あれ?

銭湯の帰りのイチゴ牛乳も

デパ地下の生ジュースも

買ってくれたのに?

お母さんのスイッチが

いつのまにか切り替わってる・・・

 

 

親って、遅かれ早かれ、

スイッチが切り替わっちゃうんですよね。

 

 

切り替える必要って

本当はどのくらいあるのかな。

 

 

よく考えてみると

スイッチを切り替えるのは

しつけのためではなく、

だんだん親が自分の都合で

ものを考えるようになるからではないでしょうか。

 

 

缶ジュースが高いというのは

本人が自分で自覚できること。

遅かれ早かれ、

その缶ジュースが今の自分にとって

高い買い物か安い買い物かなんて

自分で決められるようになるのですから。

(決められるようになるまでの経験値は

親が与えないといけませんけどね)

 

 

自分が買ったものを否定されること、

この方がよほど怖いこと。

たとえ缶ジュース1本だとしても、

すごーく否定された気持ちになるものです。

 

 

そしてなにより、

人が一番良い思い出として

心に残るのは

生ジュースを買ってくれた時の

母親の笑顔やジュースの甘い味わいなのです。

 

 

この思い出があるから生きてこれた

と思うくらい、

私にとっては重要なエピソードです。

 

 

そして、

何十年も経ってからも大事なのは、

「あの時のデパ地下のジュース

美味しかったよね」

「今はああいうお店なくなっちゃったわね」

というなんでもない会話ができること。

「あんた、いつもメロンばっかりで」

「そういえばお母さんはいつも見てるだけだったね」

「そうだったかしら」

「あ、でもさ、

立田野屋のあんみつだけは絶対食べてたね」

「そうだったわね。

あそこの小倉アイスが好きだったな」

 

 

親子の会話なんてこれで十分だと思うのです。

 

 

ひきこもっている子を

動かしたいと思っている人、

こういう会話ができてからですよ。

 

 

 

 

 

 

 

ひきこもり支援の情報提供をしています。
 
 
 
 
 

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ ひきこもりへ
にほんブログ村

 

 

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 発達障害へ
にほんブログ村