「梅雨の戻り」なんて言葉では済まないような

地球の恐ろしい変化を感じる昨今です・・・

・・・・・・・・・・

 

 

 

発達障害バブルの世の中ですが、

それとは逆に

支援者の知識の足りない言葉に

傷ついたりがっかりしている当事者が絶えません。

 

 

 

「発達障害者に特化した施設です」

と,うたっている所ほど

勘違いしている人が多いように思います。

 

 

 

発達障害の知識が皆、豊富だということが

逆に偏見とか思い込みを増やしているのではないでしょうか。

 

 

 

「ADHDは注意や衝動性に問題あり」

「ASDはコミュニケーションに問題あり」

という風に、杓子定規的に解釈されていませんか?

 

 

 

発達に凸凹があるということは

人それぞれの発達の形があるということであり、

素人がざっくりと「注意に問題がある」とか

「コミュニケ―ションに問題がある」とか

そういう目安をつくるのはいいかもしれませんが、

支援者側の人間が

そんなおおざっぱな解釈をしたら、

絶対に当事者はついてきてくれないと思います。

 

 

 

当事者はそういう杓子定規なスタッフを見たら

そこから離れていってしまうのではないでしょうか。

 

 

 

「全然わかってくれない」と思うでしょう。

 

 

 

できることとできないことが

100人いれば100通りあるということ、

それをわかってくれるスタッフでないと

当事者はついていけません。

 

 

 

就労移行支援とか就労支援とか、

発達障害者が利用できるサービスが

ものすごく増えました。

でも、増えているだけで

サービスの充実が追いついていないようです。

 

 

 

サービスの本当の意味。

当事者の本当のニーズ。

これが置きざりにされている感じです。

 

 

 

どうしたらこの現実のギャップを埋められるのでしょう。

 

 

 

うまくいかない要因は多岐にわたると思います。

 

 

 

一番、本質的なところは

「差別意識」にあると思います。

障害とされていることと

障害でないことの間の差別。

 

 

 

支援者が「自分は健常者だ」という意識があるから

障害者を杓子定規の分類に分けて整理しようとする。

自分とは違う人種だと思ってかかっている。

 

 

 

でも、ここをちゃんと分かっている支援者は

それほど多くないと感じています。

当事者たちの声を聞いていると

そう強く感じます。

 

 

 

当事者のこういう

「なんか違うんだよな」

「なんで私がやりたいようにやらせてくれない?」

という意見を支援者が聞くと

支援者はそれを「わがままだ」と受け取るようです。

 

 

 

「そんなのはわがままだよ」

「そんなこと言っているから社会に出れないんだよ」

「そういうことを克服して、

そういうことに慣れていかないと社会に出れないよ」

スタッフ(支援者)はそう言います。

 

 

 

当事者たちはそんなことわかっています。

でも、違うんだよ、とも思っています。

そういうスタッフの無理解を我慢できるかできないかで、

成功できるかどうかの分かれ目があるように思います。

 

 

 

この一線・・・

・・・スタッフの無理解をやり過ごせるかどうか・・・

これが当事者の成功の決め手になっているように思うんです。

 

 

 

福祉が充実したからといって

ものごとが簡単になるわけではなく、

かえって面倒くさくなることもあるわけです。

 

 

 

人の力になること。

人が自己実現するためのお手伝いをすること。

ほんとうに、ほんとうに難しい。

福祉に従事している人みんなに

考えてもらいたい。

 

 

 

「日々是努力」

むかしむかしの代ゼミの壁に

たくさん貼ってあった標語です。

でも、これ、ほんとうに大事なことだと思います。

 

 

 

 

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