何のために結婚したのか。

それはもう、「そういうもんだと思っていたから流れに乗った」というのと

「子どもが欲しかったから」

 

じゃあ何で子どもが欲しかったかというと

「それが普通と思っていたから」

 

大学卒業して、結婚して、子どもを産んで・・・

それが当たり前と思って、そうしてきて。

これだけ医療が発達しても、残念ながら、女性は何歳でも子どもを産める生き物では無いし

体力的な問題も寿命の問題もあるから

やっぱり、平均的な時期に結婚して子どもを産んだのは良かったと思う。

というか、子どもがいなかったら結婚してなかったと思う。

 

そういう意味では、結婚、出産の選択は満足している。

ただ・・・今になってふと思う。

どうして働いているのか?私が選んだ、働くという選択肢・・・・

 

私の母親はいわゆるバリキャリ系で、

うちはパパが二人だよって笑うくらい

仕事の拘束時間も、そして稼ぐ給与も多かったと思う。

私は、そのおかげで金銭的に諦めると言うことをしたことは無くて、自由に生きてこれたし感謝してるから

母親を尊敬しているし、私の人生の理想のモデルであったんだと思う。

(と言うか、それ以外知らない)

 

ただ、自分が母親になって、「私は母親と同じ人生は歩めない」と実感することも多々ある。

子どもが可愛いし、子どもと過ごしたいし

そのためには、長時間労働は無理!と思う。

 

じゃあなんでまだ働くの?っていうと・・・

今は、「お金のため」なんだろうな

自己実現、とか、生きがい、とか、そういう綺麗なものでは無くって。

じゃあ、なんでお金が欲しいのかというと・・・

「我慢しなくて良い生活をするため」かなぁ。

 

このことは、あまり考えてこなかった。

 

ただ、私、母親譲りでブランド好き、ジュエリー好きなのです。

中流家庭の私があこがれたのは、やはりエルメスのバーキン。

でも、バーキンを持つなら、自分で買いたいし、そして、そんな高価な鞄の似合う女性、

地位とお金のある女性になりたかった。

この資格を持っていれば、一応はそうなれるかな?と思った。

 

資格を取得したとき、結局祖父母から「この鞄が似合う女性になって」とバーキンを買ってもらった

(結局買ってもらったんかい!笑)

バーキンを所有するようになって人生は変わらなかったけど

でも、バーキンは、私が学生の頃からの夢(資格取得)をかなえた証、努力と成功の証でもあるもの。

 

大人になって、

資格を取るだけでは全然足りなくて、その後どう働くか?も重要だと気づかされたし

裕福な家庭では、バーキンを祖母や母親から当たり前のように譲ってもらうものであって

自分で買うものでは無い、もっというとそこまで興味のないものということも分かってきたけど

やっぱり私にとってエルメス、特にバーキンは特別な存在。

 

そうすると、私が働き続ける理由は、「バーキンが似合う地位とお金」を維持するためなのかな・・・

そう思うと、やはり仕事を続けなきゃとモチベーション上がってきたわ。

次はケリー買おう。