そもそも義母と義兄は深く繫がっている。夫は無口なのでお喋りの二人が通通(ツーツー)なのだ。義母の病気や怪我をパートに出ていた私は知らされず、義兄との電話の声か子供から聞かされ初めて知る。「心配させない様に」かも知れないが、周りからすれば病の義母をこき使う鬼嫁である。ま、私が悪者になるのは一向にかまわないが。
自分の興味のない事には無頓着な義母は何回目かでも「知らなかった」と済ます。段々と私も慣れてきて「あ、今のは空返事で聞いてないな」と解るようになった。そういう人だ、悪気はない。でも悪気が無いのだから何事も許すべきなのだろうか。ここでもつまり、私が悪い。
どの家でもあるが、子どもたちは母親の言う事はただの小言でしかない。「私が言っても効き目ないからお義母さん、言ってあげて」と言っても孫の嫌がる事は一切言わない。良い事だが「自分の意思で行動(発言)して自分で責任を取る」事も無い。「誰が」が言った、になるのだ。良いか、この家で悪者は私だけで。