随分 秋らしくなってきました。

秋の夜長 何か本を読みたくて、ネットで買いました。

長田弘さんの 「詩ふたつ」

「花を持って、会いにゆく」と 「人生は森の中の一日」

の2編の詩と グスタムクリムトの風景画 で 

構成された 美しい大人の絵本のようです。

以前に 図書館で手に取り 絵が綺麗で借りてきました。

とても気に入って

手元に持って置いておきたい本の一冊になりました。

あとがきを読んでわかりましたが、

長田氏が 亡くなった奥様に捧げた本だったようです




もし、大切な人を失ったとして、

詩のように いない人を身近に感じることができるなら、

失うことを いたずらに恐れなくてもいいです。

がやっぱり失うことは 悲しい。

避けることのできない悲しさに疼いたとき

読みたくなる本です。


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「大きくなった木の下で会おう
わたしは新鮮な苺をもってゆく
きみは悲しみを持たずにきてくれ」

           人生は森の中の一日より