スタークルーズについて
<スタークルーズとは・・・>
(1)概要
東南アジア を主な活動エリアにしているクルーズ客船会社で、創業は1993年 と新しいが、非欧米系のオペレーターで初めてメガシップ を建造したり、ノルウェージャンクルーズライン (NCL)を買収するなど急成長を遂げ、業界再編などによって世界第3位にランクされることになった。
シンガポール をベースにしていることから、シンガポール資本の会社に見られがちだが、実はマレーシアでカジノ やホテル を経営しているゲンティン・グループ の傘下企業である。
(2)サービス
これまでのクルーズでは常識とされてきたテーブル指定制など、「様々な制約のなかで楽しむ」という伝統的で保守的な考え方を一変し、もっと自由にもっと気軽に楽しめる新しいクルージングのスタイルである「フリースタイル・クルージング」を提唱している。
例えば、“好きな時に、好きな人と、好きな物を、お好きなテーブルで…”楽しむことのできるフリースタイル・ダイニングやノーチップ制の導入など。
本格的な客船を気軽な料金(1泊1万円程度から)と日程(1泊から)で体験出来ることで人気。
アジアンホスピタリティー溢れるサービスは肩肘の張らないカジュアルな内容で、クルーズ初心者でも楽しめると評判。
クルーズ代金には、基本的な食事代やエンターテイメント費が含まれている(飲み物は有料)。
その他、有料レストランでは和食やフランス料理などワンランク上の楽しみ方も可能。
また、クルーズラインとしては珍しく貸切スペースが豊富で、企業・職場旅行や修学旅行などの団体旅行でのパーティーやイベントなどへの対応も可能。
日本から比較的アクセスしやすいシンガポールや香港 起点の定期航路では、日本人乗務員が乗務している(一部の客船を除く)。
また船内では各種イベントやエンターテイメントのスケジュール、レストランの情報などクルーズを満喫するための情報が満載の船内新聞(スターナビゲーター)やレストランのメニューをはじめ様々な情報を日本語で得ることも可能。
寄港地では日本語のショアエクスカーション(寄港地観光のオプショナルツアー)も設定されており、外国の客船クルーズ会社の中でも日本人乗客に向けたサービスの充実度が高いクルーズラインである。
(3)船体
- スーバースターヴァーゴ (総トン数76,800t 1999年就航)
- スーパースタージェミナイ (総トン数19,093t 1992年就航)
- スーパースターリブラ (総トン数42,276t 1988年就航)
- スターパイシス (総トン数40,053t 1989年就航)
- スーバースターアクエリアス (総トン数50,760t 2007年6月就航)
まず、メガスターの二隻は「チャーターヨット」という位置づけで定期クルーズにつくことはない。
ヴァーゴとジェミナイはシンガポールを拠点にしての運航で、ヴァーゴはタイ国境まで北上する3泊とポート・クラン(クアラルンプール の外港)まで行く2泊の繰り返し(まとめて5泊で販売されている)のコース、ジェミナイは一週間からそれ以上の長期のコースについている。
パイシスは香港ベースのワンナイト、リブラは2006年秋まではマルタをベースにしたヨーロッパクルーズ、冬以降はムンバイをベースにしたインドクルーズについていた。
創業当初は中古船(ジェミナイ)やフェリーからの改造船(パイシス)などでやりくりしていたが、ヴァーゴの姉妹船であるスーパースター・レオを建造するなど拡大路線を辿り、9万トンクラスの船の投入によってジェミナイやパイシスなどは一掃されるものだと思われていた。
事実、パイシスの僚船であったスター・アクエリアスは売却されている。
しかし、NCLを買収したことによってスタークルーズ用に建造されたメガシップがNCLに配船されることとなりジェミナイやパイシスなども残ることになった。
レオもノルウェージャン・スピリットと名を代えて移籍したので当初の計画すれば寂しいラインナップになってしまっていた。
2007年にNCLの「ノルウェージャンウィンド」を「スーパースター・アクエリアス」としてスタークルーズに移籍、現在15万トンクラスの船籍を2隻造船中。
船名の命名基準はスーパースター・メガスター・スター+黄道十二星座である。
(4)日本との関わり
神戸
起点、長崎
起点で朝鮮半島
を回る定期クルーズを行っていたが、採算が取れなかったことから撤退している。
また、台湾 ベースで沖縄 を巡るクルーズも行い、こちらは盛況であったが、台風などを理由に撤退している(琉球新報05/10/14)。
ただし、沖縄タイムス の1月25日版によると6月にリブラを用いて再開されると報じられ、2007年7月から再開された。
船内では日本人乗務員(一部のクルーズを除く)が常時乗務しており、日本語の印刷物(船内新聞やレストランのメニューなど)も完備されている。
短期のクルーズ日程で料金も手頃。
このため日本人が乗船しやすいクルーズラインだといえる。
<フリー百科事典Wikipediaより>
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