五十肩の激痛は1週間ほどでマシになり、ゆっくりしたペースでリハビリが始まりました。(確か週一回の通院)

 

振り子運動、雑巾がけのような動きの運動、ゴルフボールを転がす運動・・・等々

 

肩の回りの筋肉を柔らかくして、可動範囲を広げていきます。

 

リハビリに多分2か月くらいかかったでしょうか?

 

放射線治療が可能なほど腕があがるようになったのは、夏の終わりくらいだったと思います。

 

そこでようやく治療の計画が出され、9月半ば~10月半ばにかけて、合計25回の照射を行うことが決まりました。

 

この放射線治療が終われば、初期治療は全て終わり、寛解となるわけです。

 

放射線治療はまず、身体に照射の目印となる印を書いていきます(位置決め) 

 

普通の油性マーカー、赤、青、黒、の3色を使われていました。

 

位置決めで身体にラインや印を書かれている間、身体は殆ど動かさないように言われます。

 

約40分間、同じ姿勢を保つのは結構苦しかった。

 

あと、右腕はまだ完全に上まであがらないため、右腕の下にはバスタオルを畳んで作った枕が入れられ、その状態をカメラで撮られます。

 

同じ姿勢をして、同じ位置に照射できるよう、記録をとっておくのですね。

 

しかし・・体の線はシャワーですぐに消えそう・・。

 

できるだけ、こすったりしないように言われ、お風呂もシャワーのみにするよう言われました。

 

照射は5分ほどで終わります。

 

私は右胸全体に1回と、右鎖骨リンパに1回の、合計2回、照射されました。

 

着替えは先に行って、順番を待ち、呼ばれたら放射線室へ→位置決め通りにベットに横になり、消えかけている線は書き足され、照準合わせ→照射→着替えの流れで、大体20分弱。

 

医師の診察は1週間毎にあるが、肌に異変がある場合はその都度診察。

 

私は放射線の皮膚炎にはならず、かなり綺麗な状態で25回の照射を終えることができました。

 

放射線の熱で、ガンを殺す治療なので、ヤケドのような痛みが必ず出るそうで、私が痛みを感じたのは10回目を超えたあたりからで、照射終了後、2週間くらいまでは、痛みが続いていました。

 

照射中より、照射後のほうが痛みは強かったです。

 

あと、皮膚がつっぱって動かしにくかったり、身体の疲労感がハンパなくあり、病院から家に戻ると、すぐに寝てました。

 

中には放射線の皮膚炎でヒフがただれ、出血して軟膏などを塗っている方や、痛みがひどい方もいましたが、そんな状態でも照射は続けられていました。

 

一度照射を始めると、最後まで続けないと治療効果は無くなるそうなので、医師がストップをかけない限り、痛かろうが、炎症だろうが、発熱しようが、おかまいなく照射は続けられるそうです。

稀に放射性肺炎になる方もいるそうです。

 

放射線をかけた後は毛穴が黒くなってポツポツと目立ち、茶色く変色した肌となり、もとの肌色に戻るまで半年くらいかかったと思います。

 

私は比較的綺麗な肌で終了したので、皮膚の変色や炎症の酷かった人は、1年たっても照射した跡が残っている方もいました。

 

汗腺は全滅したらしく、放射線をした個所は汗をかきません。

うぶ毛も生えません。

 

さてさて、痛みが落ち着いてふと気づくと、ホルモン治療があるとはいえ、もうこれで大きな治療は終わり。

 

抗がん剤で抜けた頭髪も戻ってきて、脱ヅラも間近。

 

そろそろ仕事を探してもいいころ・・・。

 

ガンと診断された時には、もう元の生活には戻れないような気がしてたのに、こうやって治療が終わると、また元の生活になっていく・・。

 

なんだか治った、気がする。

再発の可能性はあるけれど・・・とりあえず今の身体にガンはない。

これで終わったんだと・・・、もう辛い治療はしなくていいんだと。

 

ものすごい開放感を感じていました。

 

 

 

 


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