東京バレエ団『ラ・バヤデール』を観てきました
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上野の文化会館なので早く行って上野動物園でマヌルネコを見て来たかったのですが、時間と天気が微妙で断念(๑¯̆ ᴈ¯̆๑)
さて、『ラ・バヤデール』。
神殿の中を僧侶が歩いたり、苦行僧が飛び跳ねたりと独特な雰囲気で始まります。
ちなみにバヤデールとは神殿の舞姫という意味です。
美しい舞姫ニキヤが主役です。
もちろんもう一人の主役の戦士ソロルと恋仲です。
しかし、ソロルは王様の娘ガムザッティに心奪われます。一瞬で。をい!とツッコミを入れたくもなりますが、有名なバレエ『白鳥の湖』にもそんなシーンが出てきます。

そんな中色々あってニキヤは毒蛇に噛まれ死んでしまいます。(割愛しすぎ)
ソロルは自責の念にかられ、苦行僧に薦められるがままに危険な薬に手を出し、幻覚を見るわけです。この幻覚シーンは本当に美しい!
あんなに足の高さと向きと全てが美しく揃ってる影のシーンは初めて見ました!

そして、やたらとしんみりとしたソロルとガムザッティの結婚式が行われる中、お天道様は見ているという表現がピッタリに天変地異が起こるのです。

見所は結婚式のシーンの幕が上がってすぐに踊るブロンズアイドルです!
どうもブロンズと聞くと新春スターかくし芸大会が脳裏をよぎる私ですが、このブロンズアイドルは回ったり飛んだり本当に短い時間の中にもたくさんのテクニックと表現力が要求される非常に重要な役です。
勝手に若手の登竜門だと思っています。
今回も本当に素晴らしかった!

素晴らしかったと言えばアリーナ・コジョカルさん!可憐で華奢で本当に素敵でした。

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今年は3年に1度の世界バレエフェスティバルイヤーという事でたくさんのバレリーナのトウシューズが飾ってあったのも良かったです。
それぞれに自分の足に合う様に加工してあります。
みんな意外に足幅が広いなぁという印象。

やっぱりバレエって良いなぁ。
とバレエを見るたびに思う私でした。