真面目に書きます。

『神奈川芸術大学映像学科研究室』(タイトル長っ!!)
とあるインタビューで「映画に出る側ではなく、作る側に興味はありますか?」と聞かれた事がある。
役者として参加するのも映画作りの一つとは思うけれど…私は監督という器ではないなぁ。買い付けだったら興味あるかな。
あとは、前売り特典を考えたい!

この映画の中では映画の学校の学生達の日常に事件が起こる。
それを非常勤助手の奥田さんを通して進んでいくんだけど、とにかくこの奥田さんの顔が良い!
イケメンという軽い言葉では表現出来ない、実に印象深く味わい深く…平たく言えば漫画『カイジ』に出てきそうだ。
奥田さんが、一息つきつつ見上げる壁に囲まれた空はとても高く感じる。
同じく非常勤助手の斉藤さんは、この学校の癒し的な立ち位置だ。
斉藤さんを演じる前野朋哉さんは、話題作『桐島、部活やめるってよ』で映画部の助監督的な立ち位置の生徒役として、とても良い存在感だった。
何だか、『桐島~』→『神奈川~』と成長した姿を見ているような不思議な気持ちになった。←これトークショーで言いたかったのに忘れました。

しかし、非常勤助手とは本当に忙しく大変な仕事だ。学生でもない、教授でもない、何とも不安定な立場だ。
奥田さんはニヤリと笑う。
ちょっとシド・ヴィシャスに似てる。
MyWayが流れた気がした。
リュミエール兄弟が生み出した「映画」という名の光は映画を愛する人達を照らし続けてくれるんじゃないかな?
って私は思う。
本当に良い映画ですよ。



こちらが本当の坂下監督ですよ!