遠距離&年下の彼氏

遠距離&年下の彼氏

遠く離れている年下の彼氏、問題なのは距離ではなく年齢差だと思っていたのに、距離の方が問題だった。

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ホームで会った太郎くん、第一印象は「若いっ!!」(笑)
もちろん、一回り近くも年下なのは知っていましたが、チャットで話している会話は落ち着いていて、とてもそんな年齢には思えませんでしたので、実際に見てそう思いました。
そして、わたしがそう思ったように、太郎くんは「年だなー」と思ってくれてると思ったんだけど…。
初めて会ったのに、チャットとメールでほぼ毎日話していたせいか、前々からの友達のように話していました。
そして、もうそろそろ電車に乗らなきゃ、ってことを伝えると
「抱きしめていい?」と言われました。
どっひゃーー!(古っ)とびっくりしましたが、なぜかうなづいてしまい、人がまばらなホームの隅で抱きしめられました。
顔を上げるとキスされそうで、ただただ下を向いて小さくなっていました。

こうして「好きだって言ってるけど、実際会ったらかなりなおばさんで、そんな気吹っ飛んでしまうだろう作戦」は失敗に終わりました。

彼、太郎くんとの出会ったのは、もう11年も前。

お互い共通のネットの友人に「ヒナ、すっごく面白い人がいるの、ヒナも話してみなよ」と紹介されて、当時流行っていた「メッセンジャー」で話しかけられたことから始まりました。

ネットで出会った人なんて、って思われるかもしれません。

今となっては、恵まれていたのだと思うのですが、悪意を持ってわたしに近づく人がいなかったので、ただ楽しく文字での会話を楽しんでいました。

11年前、わたしは既婚者でした。

でもすでに夫婦関係は破たんしていて、わたしはネットの世界に逃げていたのかもしれません。

毎晩、毎晩、ネットでの友人とバカ話をして過ごしていました。

太郎くんは、仕事がとても忙しく、帰りが深夜になることも珍しくありませんでしたが、1時すぎくらいに「ただいま!」と現れ、お互い漫画が好きでしたのでその話題で時間を忘れて話しました。

わたしが起きている間に間に合わないときは、必ずメールを送ってくれていました。

そんな生活を1年も送った頃、太郎くんは、わたしにとってかけがえのない友人になっていました。

そんなとき、わたしが太郎くんの地域近くに出かける用事ができたことを話すと、ぜひ会ってみたい、と言われました。

実はそのとき、太郎くんから「ヒナのことが好きだ」と言われていたのです。

夫婦関係が破たんしているとはいえ、既婚者であるわたしが太郎くんの思いに応えるわけにはいきません。

太郎くんとわたしは距離にして500kmほど離れた地域に住んでいて、尚且つ太郎くんはわたしより一回り近くも年下でした。

写真すら送ったこともありませんでしたので、ネットの文字だけでの付き合いできっと勝手な想像をされ、わたしのことを美化しているに違いない。

会えば立派なおばさんなわたしに幻滅して、もう恋愛感情なんてなくなるだろう、と思ったわたしは、目的地の途中で下車し、駅のホームで太郎くんと会うことにしました。

ブログ始めました。

自分の日記のようなものを公開するのなんて、と思っていましたが、

最近ある出来事があって、自分の心の中だけにしまっておけず、かと言って、身近な人に相談すると心配かけてしまう。


ここでブチまけて負けない自分になろう!

と始めました。グッド!