ひなじのブログ

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マイペースで生きてます

昨日から一泊で、帝国ホテル東京に家族7名で宿泊してきました。

4月に父を亡くし、介護・葬儀・四十九日などで忙殺されてきた私たち、それぞれの疲れを癒やし穏やかに父を偲ぶ時間を、ぜいたくな空間で過ごしたいと思ったのです。

 

1月に姪と2名で宿泊した際のおもてなしが大変素晴らしかったので、私の大切な家族にもこのホスピタリティを体験させてあげたいと思いました。特に老母には。

一生に一度は帝国ホテル。それは今なのではないかと。

 

家族7名が一緒に宿泊できるのはコネクティングルームしかありません。

ジュニアスイートにエキストラベッドを入れて私と母と叔母の3名、あとはツインを2室。

3部屋それぞれがドアで行き来できるようになっていて、アットホームなひとときを過ごせるという期待でいっぱいでした。

家族全員(プラス叔母)も各々忙しいので、一緒に一晩を過ごせるのはもしかしたらこれが最後かもしれない…淋しいけれどそんな予感もあり、ここは私が全員を楽しませてあげよう!と全額負担することにしました。

本当に、とてもこの日を楽しみにしていたのです。

 

写真立ての中で微笑む父をバッグに大切にしまい、台風2つが押し寄せる中、いざ出発。

タクシーで乗り付けるとすぐにボーイさんが案内してくださり、ロビーの花も美しくきらびやかで、気持ちが浮き立ちます。

 

チェックインを済ませたら部屋まで案内をして下さるのですが、3部屋7名(うち男性は1名のみ)であるのに係員は若い男性一人だけ。

3部屋もあるのに少なくない?人手不足?

のっけからの不安が的中し、この係員さんは私たちの引いている荷物を完全無視、全く持つそぶりも見せませんでした。

新人さんなのか、笑顔も話しかけもありません。

「女性が6名もいるのに普通は持ってくれない?ビジネスホテルじゃあるまいし」心の中で呟きます。

 

部屋に着くと、3部屋それぞれのカードキーを渡され、部屋を開けることもなくさっさと帰ってしまったのです。

あっけにとられました。

仕方なく私たちは部屋に入りましたが、最低限非常口の説明、部屋の機器類の説明はないのですか?

ごゆっくりお過ごし下さい、くらいも言えないのですか?

(非常口の場所は弟が調べてきて教えてくれました。本来、客が自らやることではないです)

 

そしてさらにびっくりしたのは、コネクティングルームであるのに扉が施錠されていて行き来できないようになっているのです。

これでは意味がないじゃないですか!

すぐさまフロントに電話をし、鍵を開けていただきましたが釈然としません。

すると次は真ん中の部屋のタブレットが充電切れで使えないことが判明。

私達は馬鹿にされているのでしょうか?

 

家族は皆「全然情報が共有されていないのでは?」と私に遠慮しながらも不満そうです。

そりゃそうだよね…私が悪いということではないけれど、申し訳ない気持ちが沸いてきます。

 

さらに、事前に電話でお願いをしていた寝具の件でも。

「パジャマを用意していただく際、3人部屋の方に泊まる女性が小柄なのでSを2枚入れておいてください」

と言っておいたにもかかわらず、SからLLまでが1枚ずつ入っているだけ。

ああ、ちっとも連携が取れていないんだな…

 

極めつけは夕方になって3人部屋の方に男性がお菓子を届けてくれました。

ここはレギュラーフロアなのでお菓子のサービスはないはずなのにな?と思いつつ。

「こちらは3名でよろしいでしょうか?」とおっしゃるので、3人部屋なので「そうです」とお答えすると「遅くなってすみません、サービスです」と言って置いて行かれました。

 

嬉しいには嬉しいけれど、7人で宿泊しているのになぜ3人だけなのでしょう?

不思議に思ってフロントに電話すると「それはジュニアスイートの方の特典です」と。

 

だったらお菓子を持って来られたときになぜそうおっしゃらないのでしょうか?

私たちは7人で予約をしているのです。一緒に宿泊しているのです。

7人中3人しかいただけないお菓子に意味があるでしょうか?

「こちらが気が利きませんでした、申し訳ありません」というお言葉とともに残りの4人分も持ってきてくださいましたが、それでは私が強請ったみたいではないですか。

私はただ、なぜ3人分だけ届いたのか問い合わせをしただけです。クレクレ乞食ではない。

もうこの時点で悔しくて情けなくて、なぜ帝国ホテルが日本一だと思い込んでいたのだろうと深く後悔しました。

 

今回、7人で朝食付きで宿泊するために私が支払った金額は40万円を優に超えます。

安月給の自分にとって、たった一晩でこの金額を消費するのは人生で一度あるかないか。

大切な家族を喜ばせたくて、そしてみんなで楽しく父を偲びたくて、宝石のような一晩を過ごしたくて、精一杯の金額を用意したのです。

そして今回の宿泊の意図も予め予約の際に伝えていたのですが(まあ、これは余計なことでしたけれど)

 

部屋の前でホイと鍵だけ渡された時点で、推して知るべきでした。

ああ、私の2か月分のお給料が。

 

私も泣き寝入りする気持ちはないのでトラブル発生の度にクレームしましたので、責任者の方に丁寧にお見送りをしていただきましたが、それで気持ちが晴れることはありませんでした。

それほど期待が大きかったということです。

 

拡散されるXなどで書かないのは武士の情けです。

大切な大切な家族の一晩、パレスホテル東京にするべきでした。