こんにちは!総務課 伊藤です。

5月18日(土)大館中央公民館で行われた、
大館学び大学の異世代・異業種交流会に、講師として参加させていただきました。

 

今年度、第一回の大館学び大学30名以上の方が受講下さり、最初の講話は、とても緊張しました(笑)
テーマは、「大館愛;少子高齢化問題と若者定着について」、ざっくり下のような事をデータや会社説明に使っているInstagramやYouTubeを見せて講話しました。

 

<自分の生い立ちについて>
僕の母は、某上場企業で働き、20数年前に女性初の単身赴任を経験しました。当時、役員から「女性が単身赴任なんて出来ない」「子供が小さいのに可哀そう」と言われたそうです。しかし、母は「私なら出来ます」「必ずそういう時代が来ます」と言い切り、現在も会社に貢献し続けています。母が単身赴任を成し遂げられたのは、父や祖母の協力があったからです。そのおかげで、今では多くの女性が単身赴任をするようになりました。僕自身、そんな母の仕事に対する姿勢を見て育ちました。

 

<大館市内少子高齢化問題>
秋田県大館市の現在の人口は6万6000人で、過去20年で出生数が300人以上減少しています。2023年の出生数は228人で、このままでは20年後には人口が約3万人になり、出生数は0に近づき、高齢化率が50%以上になると予測されています。担い手の不足、企業の減少、利益減少、残業増加による思いやりの欠如、お祭りの規模縮小や開催困難が予想されます。

 

<若者定着について>
一人一人の発言や行動が大きな変化をもたらします。家族は子供に対して、企業は社員に対して、人を大切にする想いと対話が必要です。
今のままでは、衰退する事は確実です。

変化が激しい令和の時代だからこそ、ビジョンを持って変革する事、そして企業同士で交流会やSNSを通じて職場環境を改善していくことが、若者定着に繋がると考えます。