日本語家庭教師の話 | 旧ルアンパバーン日記 → ラングーン日記 → パクセー日記 → そして再びルアンパバーン日記

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2012年3月 東京からルアンパバーンへ移住。
2015年6月 ルアンパバーンからヤンゴンに移住。
2016年12月 パクセーに移住。
2017年7月 ルアンパバーンに再移住。
2018年7月 NPO法人東京ラオス会を発足
2018年10月 さくらラオス日本語センター設立

ある1人の男性が「日本語を習いたい」と訪ねてきた。
彼は自費で1年間日本へ留学するらしい。
(ラオス人が自費で留学できることにビックリ!)
国費とか奨学金なら英語でのコミュニケーションが出来たり、最低限レベル以上の子が行くのだと思うけど。

英語が話せない彼は
タイ語で書かれた日本語の会話集を持ってきて
「この本で勉強しています」
「日本語は3種類(ひらがな、カタカナ、漢字)があると思いますが、ひらがなだけで良いです」
とドヤ顔で言った。

とりあえずラオス語で授業。
挨拶、ですますを使った2語ぐらいの文章、あ行の書き方を教えてみた。
何度も繰り返し覚えさせるのが私のやり方だが、
「覚えるより説明が聞きたい」と。
説明聞けば勉強した事になるのか?

ベトナムやミャンマーからの留学生は本当によく勉強する。恐らく彼らと一緒に勉強する事になると思うが、彼はついていけないと思う。

国費で留学するラオス人ですら他国の留学生の勉強量についていけず、不貞腐れながら期間までダラダラと過ごす人が多い。
国が小さいからちょっと勉強すれば留学生に選ばれてしまうのが原因だろうか。

2日目は予想通り「具合が悪い」と言って休んだ。
3日目の今日はラオス人ポンが彼に日本語を教える日。
果たして来るだろうか?

安い授業料で学生が来ないと腹がたつけど、高い授業料を取ったので
来なくてもあまり気にならない。