今回は、入院から出産までの記録です。
地下の夜間救急外来から、2階の分娩室まで車椅子であがりました。
⏰0:00
車椅子を降りて、受付で名前とID、主治医などの確認。
定期的にくる陣痛で、非常に疲れております。
そして、再び別の車椅子に乗せられて、まずお産の進み具合をチェックするためのスペースへ移動しました。
⏰0:20
胎児心拍モニター装着・検温や血圧測定。
カーテンで仕切られているだけなので、陣痛に耐える他の妊婦さんの悲鳴が聞こえてました
私としては、自宅でだいぶ陣痛が進んでいたので、すぐにでも硬膜外麻酔を入れてほしかったのですが、、胎児心拍モニターを装着されてからしばらく我慢
ようやく、ドクター(主治医ではなく、夜勤帯のドクター)がきて、子宮口の開き具合をチェックしてくれました。
子宮口が5センチ開いているとのことで、分娩室へ移動しましょうと言われ、私は食い気味に「お願いします!」と反応。
車椅子に乗って、分娩室に移動しました。
⏰0:50
ようやく分娩室につき、分娩台に横になりました。
お腹に胎児心拍モニターをつけられ、検温・血圧測定・採血・点滴のルートを確保。
まだ硬膜外麻酔をしてもらっていないので、陣痛が来るたびに身をよじって我慢していたところ、看護師さんが笑気麻酔を出してくれました。
手渡されたものの、私は頭クラクラするのが嫌で、ほとんど使いませんでした
分娩台の横には、家族が座れるリクライニングチェアが。
⏰1:00
麻酔科医がきて、硬膜外麻酔を入れてくれました。
が、とっても若〜い麻酔科医で、なかなか穿刺がうまくいかず
次女を産んだ時もそうでしたが、シンガポールでは座った姿勢で硬膜外麻酔の穿刺をするのが一般的なよう。
ベッドの上であぐらをかいて前かがみに背中を丸めた姿勢をキープしたまま、なんと穿刺が完了するまで1時間もかかりました。
何度も襲ってくる激しい陣痛の痛みに耐えながら、「動かないで!」と何度も言われて、まさに生き地獄
その麻酔科医から「あなたの姿勢が悪い」とまで言われ、私は「へたくそー!違うドクター連れてこーい!!」と叫びたい気持ちを飲み込んで、必死に耐えました。
⏰2:00
結局、丸1時間、トータル8回穿刺されて、ようやく硬膜外麻酔完了。
この1時間の苦しみで、5歳は老けた気分でした
あの若い麻酔科医の顔は一生忘れないでしょう
KKHは大きな病院ですから、上手な麻酔科医もたくさんいると思います!
私はたまたま時間がかかりましたが、ほとんどはものの数分ですぐ麻酔してもらえるはずですから、安心してね♡
麻酔が効いて、無痛になったら、本当に楽になりました!
私が無痛になったタイミングで、横のリクライニングチェアに座っていた夫が時折イビキをかいて寝始めました
長女を産んだ時も、私が陣痛に耐えて必死になってる横で、イビキかいて寝てたわ
こっちが苦しんでるのに、よく寝られるよね。
これを読んでいる男性のみなさん、奥さんの陣痛中には一瞬たりとも寝てはいけませんよ!一生恨まれます。
夫よ、いつでもどこでも寝られるのはある意味才能だね。
すいません、出産レポが脱線してグチになってしまいました
⏰4:30
夜勤のドクターの回診。
子宮口が全開大ということで、いよいよ出産へ。
助産師さんが、分娩の準備を始めました。
⏰5:00
夜勤のドクターが、主治医に連絡してくれてましたが、繋がらない様子。
「連絡取れないから、私が取り上げるね!」とその夜勤の女医さんがお産に入ってくれました。
(おや?前払いした入院費には、あのベテランおじいちゃん先生のfeeが加算されているはず、、)
と、冷静に考えてしまいましたが、赤ちゃんはもう出てきそうなので仕方ない。
その女医さんに分娩をお願いしました。
⏰5:19
女医さんと助産師さんがついてくれて、無事出産。
5回ほどいきんだだけで、スルッと出てきてくれました。
会陰切開もせず、麻酔のおかげで痛みもなく、本当に安産!
次女をラッフルズジャパニーズクリニックで出産した時もそうでしたが、夫にへその緒を切らせてくれました。
看護師さんが、赤ちゃんの処置を済ませて、カンガルーケアもさせてくれました。
これにて出産レポの分娩編、完。
無事に、元気に生まれてきてくれたことに心から感謝です。
私たち家族のところに来てくれて本当にありがとう♡
KKHでの出産の記録、まだ続きます。
引き続きお付き合いください
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