電話を終えて、車から自宅へ戻る。
まだ、身体は重くて、ソファに寝転んでいた。
夕食を作らないといけない時間なのに、
全く身体が動かない。
そんな状況の中、
カバンの中のパンティを見られた事を知る由もないだんなが、のこのこ起きてきた。
グダッとしている私を見て、旦那が
どうしたの?
と、聞いてきた。
どうしたのじゃねーよ。
カバンの中のパンティは誰んだよ
…なんて、言うはずもなく。
えへへ
ごめーん、ちょっと疲れちゃった〜
夕食、外でもいーい?
じゃー俺が作るよなんて、
絶対言わない事は分かっている旦那に、
外食でいいか問う。
腹ん中ドロドロなのに、
可愛く言えちゃう自分に、
心底腹が立つ。
何も言わない、
何も聞かない、
至って普通に。
悟られてはいけないのだ。
その日の夜。
旦那が寝た後、
私は再び、あのパンティと対峙することにした。
旦那が起きてこないか、ドキドキの作業。
発見した時、子鹿になってしまった私は、
写真に収めると言う大事な作業を遂行していなかったっ…‼️
って事で、今宵のミッションは…
パンティの写真を撮る事‼️
よし。やるぞ。やってやる。
大事。証拠。どんなものでも。
起きてくる気配がないかアンテナを張りながら、
再び旦那のカバンに忍び寄る。
そっとカバンを開け、
内ポケットに入ってる状態から写真に撮る。
さらにそのパンティを取り出し、
床に広げて写真を撮る。
よし。
任務完了。
でも、起きてくる気配もないため、
観察することにする
まず、汚れのチェック。
…何が悲しくて私は誰のか分からないパンティの汚れをチェックせなあかんのよ…
虚しい気持ちになったが、しっかりチェック。
よし‼️ ?
汚れなし‼️
あったらキモい‼️
続いて匂いチェック。
これはっ…
香水の匂いがプンプンするぞっ…‼️
洗剤とか、柔軟剤類の匂いじゃない。
明らかに香水の匂い。
さては、
旦那にあげるために洗濯し、
香水を振りかけたんだな…?
なるほどね。
了解しました。
とりあえず、
今宵のミッション無事完了‼️
…その後、
定期的にパンティチェックしていたが、
最後の最後の最後まで、
カバンの中にパンティは入ったまま
匂いは段々薄れていったから
この時は本当にフレッシュな時に発見したと推察。
うん、
とりあえず、
キモっっっ‼️