入退院を繰り返しているらしい、古からの友人を訪ねました。
自分が元気にしていると、日々は何となく雑用で埋まってしまいます。逢いたいなあと思うことがあっても、何となく遠のいてしまうのです。考えてみたら“今日”しなくてもいいこともたくさんあるのに。

車で10分。簡単なことなのに、まるで覚悟を決めるように「エイッ」と出かけました。逢えば瞬時に遠い風景のなかにふたりで入れます。若いこ頃には、それぞれが舐めた辛苦だって拡げずとも知ってるわけで。子供のことや飼っていた犬のジョンを一緒に懐かしむ…。それだけのことなのに、喜んでくれた彼女。どうもありがとう。またねー。

  ラズベリー一緒に摘んだ遠い日の
       青い空には眠たげな雲

  あの時の涙は誰にささげたか
       残された我の寂しさ