知人の父上が93歳で亡くなりました。ボランティアでときどき伺っている介護施設で
お会いしているから、顔や人となりは知っているのです。

お通夜は焼香だけで済ませられる今風?で、お寺の玄関先に遺影と焼香台が設けられ
てありました。70代の喪主の方とは少しお話ができたことにホッとしました。

「お父様は頑固さがなくて可愛いかたでしたね、スタッフの人たちにも好かれていた
と思いますよ…」
それだけ言っただけなのに、もう充分に老人の域に入った喪主である彼の眼に涙が
光りました。

いかに可愛い老人になるか(もう老人ですが)、ワタシに課せられたこれからの
命題です。お手本の先輩を何人か知っているのが幸いです。

    濃さ青さ厚さも日ごとましていく
          半夏生の餅の柏葉

   吾ときて遊んでくれるスズメいて
          じっと澄ませどチュンチュンではない