日本中が大きなフライパンで

炒られている?

 

遮光カーテンを引いて

薄暗い部屋で

息を潜めていると

 

ピンポ~ン・・

上の階の奥様でした。

 

家周りの草取りや雪かき

がしんどくなって

逃げ込んだのがこの

マンションだったという

ことや

 

同年代で夫婦だけの暮らしも

会話もワッハッハの笑いも

薄まっているらしいのも

似通っています。

 

多くの住人が、ドア番号だけで

名乗らない(表札を出さない)

けれどしっかり

名前を明かしていることや

 

寂しいなどとは言わず

子供たちからは自立した老人を

自負していることも

 

『なるようになる』のが人生

よね・・とか

 

開き直って今日の暑さを

乗り越えましょう・・

 

なんてことは、きっと

表面ずらの話でしょう・・

 

見えない心のひだを伸ばしたら

ほらほら、垢もゴミも

溜まっているでしょう

 

いいじゃないですか

『にんげんだもの』と

“相田みつを”になって

いましたね、二人とも。

 

フフフ・・またね~