先生にお礼のご挨拶にうかがった。

ぴちこの、去年の年賀状につかった写真と、お手紙を書いて渡した。

やっぱり泣いてしまって、先生も涙ぐまれていらっしゃったような。


車に乗っても、助手席にぴちこはいないし

わたしは、飛行機に乗ることもあるかもしれないから
飛行機可のハードキャリーを買おうかと思っていたのに。

もっと遠くにひとりで行っちゃった。

何かにつけて泣ける。


先生がいい方でよかった。
野良で死ぬより何倍もよかったって言って下さった。

後悔ばかり残るけれど、でも今はきっと自由だろう。

ずっと外に出たがっていたから、外で遊んでいるのかもしれない。


「どうせ外にいたって、ちょっと涼しいところか
あったかいところで寝てるだけなんだから」っていう
先生の言葉で、家に入れようって決めたのだった。

家だったら、座布団やベッドに載せてあげるって思ったの。

ぴちこのいた
色んな瞬間が
幸せだったんだなって思う。