今日は雨のせいか、ぴちこはほとんど寝てた。
とってもおとなしい。

夜も寝るみたい。

夕方、父と母からお刺身をもらっていた。
ぴちこって、本当に可愛がられるようになっている。
気まぐれにしても、可愛がられている。

ぴちこは、2歳のとき病気したので、しばらく家に入れたのだけど、親から叱られ、
それから病気が治ったらピチ自身も外に出たがっていて
ずっとエサだけの関係が続いていた。

だっこもさせてくれなかったから
病院につれていくのも、捕まらなくて大変だった。

紆余曲折をへて現在に至るのだけど
たぶんすでにその頃から、ぴちこは自分の立場を全部知っていたのだと思う。

エサは貰っても、本当の意味で歓迎されていないから、家に入ろうとはしなかったし
病気でも助けてほしいそぶりもしなかった。

嫌がるぴちこを無理やりに病院に連れて行っても
帰ると逃げてしまっていた。

夜だけ私の部屋に寝に来ていたのは、マンソンにかかる前の冬だった。
それでも、寝るのは数時間で、夜のパトロールには出て行ってしまった。

色々あったなあと、しみじみ思う。

猫は薄情ですぐに忘れるって言うけど、きっと全部知っている。
いま、ちょっと可愛がられていることも感じていると思うけれど
すごく良い子で、いじらしかったりするのは
大変だった外の生活を知っているからなのかもしれないって思うと、すごく切ない。

可愛くて、いっぱい撫でてあげる。
膝が痛くても、爪を立てられて引っかかれても
今が幸せって、ぴちこが思ってくれるなら良いなあと願っている。